海外で気をつけたい、日本人が外国人を思わずイラッとさせる「NGワード」
不意/ロシア語
不意に何かを思い立つ瞬間ってありますよね。もしくは不意に起きた出来事に、戸惑ったり喜んだりする場面もあると思います。
例えばロシアの旅行中に単独行動していると不意に街角で、母方の祖母にロシア人を持つレオナルド・ディカプリオを見かけて、その興奮を後にロシアのカフェで声高に旅の仲間に伝えたとします。
言うまでもなく架空の話ですが、レオナルド・ディカプリオはお忍びでロシアに来ていたと仮定して想像してみましょう。
- 「さっきさ、不意にレオナルド・ディカプリオを見かけたんだよね」
- 「まじ?不意に?」
- 「不意、不意、全くの不意に、角を曲がったらレオナルド・ディカプリオがいた」
もしかするとこのような会話を興奮していうかもしれません。
レオナルド・ディカプリオを偶然に見かければ男性でも女性でも興奮してしまうことでしょう。ファンであればなおさらですよね。
しかし、もし上述の会話をカフェに居合わせた周りのロシア人が聞いたら、思わず驚きの表情で視線を向けてくるはずです。
日本語の「不意」はロシア語でも「フイ」と聞こえます。正確には「フイ」の「フ」に力が入るので、語尾が上がるのではなく下がりますが、意味が激しいので特段の注意が必要です。
これはロシア語・英語の辞書を調べると「dick」「cock」「prick」などと書かれています。いずれも日本語の意味は「男性器」です。
かなりの下ネタになりますし、誤解を与えかねない言葉なので外で連呼するには、やはり注意が必要ですよね。
もちろん使うシチュエーションはあまりないかもしれませんが、ロシアでは注意したい言葉のひとつとして覚えておくとトラブルを避けることができるかもしれません。
このように何気ない日本語が海外では「際どい意味」に聞こえてしまうケースはたくさんあります。現地に出向いたときに使うケースは珍しいかもしれませんが、万が一のことを考えて、知っておいても損はないはずです。
新型コロナウイルス感染症が終息して再び旅に出られるようになったら、ぜひ見直してくださいね。
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