江戸時代へタイムトリップ。歴史あふれる名古屋「徳川園」で自然を満喫

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2021/10/03

滝でマイナスイオンを浴びよう

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大曽根口側から入り、龍仙湖を眺めながら瑞龍亭を通過し、反対の岸辺に沿って歩いていくとレストランやショップの入っている「観仙楼(かんせんろう)」があります。その建物を抜けさらに進んでいくと、現れるのが「龍門の滝」です。

こんな街のなかの整えられた庭園に滝があるの!?と驚きますよね。もちろん再現されたものではありますが、もともとの日本庭園内にも滝があったとされています。徳川の邸宅だった時代は、大名たちが庭園内で滝を愛でて楽しんだのだとか。贅沢な一時だったに違いありません。

現在見られる滝は、跡地にあった滝の石を使い造られたものです。約20分間に一度水量が増す仕掛けがされており、自然の生み出した滝にいるような雰囲気。秋の紅葉の時期ももちろん美しいのですが、雪の降る日の滝も風情があります。

園内にはもう1カ所「大曽根の滝」と呼ばれる滝もあります。こちらの滝は落差約6m、三段の滝となっており迫力ある水しぶきが見られますよ。

四季の美しさを堪能

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「徳川園」では豊かな自然が日本の四季の美しさを感じさせてくれます。紅葉の時期になると園内のあちこちにあるモミジやカエデを求めてたくさんのかたが訪れます。山に足を伸ばさなくても紅葉を楽しめるのも人気の秘密でしょう。春にはショウブが、初夏にはボタンが咲き誇ります。

また、季節に合わせてさまざまな催し物が用意されているのも魅力です。鮮やかな青紫のショウブのなかを、和傘をさしてお散歩なんて素敵ですね。和傘の貸し出しも行われていますよ。

催し物に合わせて出かけるのもおすすめ!

image by:Tomio344456, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

同園では季節に合わせた催し物も定期的に開催されています。普段は夕方に閉園しますが、夏の終わりの夕涼みや、十五夜の前後には午後8時まで開園していますよ。季節にちなんだ催し物は風情を感じるのにうってつけですね。

夜間開園の日は園内がライトアップされるだけでなく、龍仙湖に灯籠が浮かべられることも。ロマンチックさと伝統の2つの雰囲気を一度に楽しめます。


「徳川美術館」とあわせて見学しよう

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同園に隣接しているのが「徳川美術館」です。1935(昭和10)年に開館した美術館には、徳川家に残された数々の大名道具が貯蔵されています。


古いものとはいえ、さすがは徳川家。豪華絢爛な展示品が数多く残されています。名古屋城内で保管されていたので、保存状態も素晴らしく歴史の一部を存分に垣間見ることができますよ。

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今回は愛知県名古屋市「徳川園」をご紹介しました。美しい日本庭園を散策し、時代を超えた名品を目にするタイムスリップのような旅に心癒されること間違いなしです。天気の良い日はもちろん、雨の日であっても風情を感じてみてはいかがでしょうか。

  • 徳川園
  • 愛知県名古屋市東区徳川町1001
  • JR中央本線「大曽根」駅下車、南出口より徒歩で約10分
  • 一般・高校・大学生300円
  • 休園日:月曜日(祝日のときは直後の祝日でない日)、年末年始
  • 9:30〜17:30(入園は17:00まで)
  • 公式サイト
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  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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大学時代にドイツへ1年間留学。卒業後は旅行・グルメ・恋愛系のライターとして活動中。大好きなハンバーガーとビールのために、休日はボルダリングとヨガで汗を流す。

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