駅ゆけばそれが旅になる。ノスタルジックな京都丹後鉄道駅の世界

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2021/08/25

長~いトンネルを抜けると……「辛皮駅」

宮福線最長の普甲トンネルを抜けた先に現れるのが、秘境ファンに人気の「辛皮(からかわ)駅」です。周囲は田んぼと民家がポツポツと立つ、静かな無人駅。ホームは高台の上にあります。

駅へは坂道を上り(写真上)、さらに階段を上った先(写真下)。こちらも駅舎はなく、ホームのみ。

ホームのベンチに座って列車を待っていると、静けさの中からも聴こえてくる蝉の鳴き声と風の音に、ちょっぴりセンチメンタルな気分になってきます。これも旅の醍醐味。

無人駅なので駅を降りたら、きっぷはこの箱へ。

ホームからは辛川の集落が一望できます。写真には写っていませんが、駅のすぐ側を流れる川はゲンジボタルやカジカガエルの生息地なんですって。

駅を降りたらこちらもチェック「元普甲道」

駅を降りて宮津方面へ進むと、平安時代から江戸時代まで多くの人々が利用した元普甲道があります。この道は宮津市と福知山市大江町を結ぶ古道で、ところどころ古い石畳も残っていてす。昔の人もこの道を歩いたのかと思うと感慨深いものがあります。

 ■■INFORMATION■■
辛皮駅
住所:京都府宮津市小田

おまけ:京都丹後鉄道では駅の愛称もチェック!

京都丹後鉄道の駅には自治体が命名した愛称が付いている駅がいくつかあるんですよ。宮福線では福知山市エリアの駅に愛称があり、二俣駅は「和紙の里 猿田彦神社前駅」、大江山口内宮駅は「元伊勢内宮駅」の名が付いています。

イラスト入りの愛称名板もあるので、訪れたらぜひチェックしてみてくださいね。


京都丹後鉄道(丹鉄)公式ホームページ

  • source:KYOTO SIDE
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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