ヤッちゃいそう…日本では当たり前だけど海外ではNGなこと
パパ、退院かな?/タガログ語
タガログ語をご存じですか?フィリピンのタガログ人の言語と辞書には書かれています。フィリピンで最も主要な言語ですが、日本の外務省の情報によれば80前後の言語がフィリピンには存在するのだとか。
何か共通の言語が必要なため、タガログ語を基本にスペイン語・英語から言葉を取り入れたフィリピノ語がフィリピンの国語になっています。
そのフィリピン語でも、あるいはタガログ語にも誤解されてしまう日本語があります。実の・義理の父親が何らかの事情で入院している人は、特に要注意の言葉です。
例えば皆さんがフィリピン旅行中に実の父・義理の父が日本で事故に遭い入院したとしましょう。家族からその後連絡があり、父親が無事に退院したと知ります。
恐らく皆さんは旅先で連絡を受けたとき、思わず「パパ、退院!?」と口にしてしまうはずです。普段からお父さんのことを「パパ」と呼んでいる人はありえるかもしれませんね。
しかし日本語の「パパ、退院」はタガログ語で「papatayin」と聞こえてしまいます。タガログ語〜英語の辞書で「papatayin」を調べると、ちょっと恐ろしい意味が載っています。「kill」です。
さらに派生して「パパ、退院かな?」と疑問形にすると、タガログ語では「Papatayin kita」となります。さらに意味は発展して「I will kill you」となります。
電話越しに「お前を殺してやる」と口にしているわけです。周りの通行人は思わず皆さんに目線を向けるはず。
場合によっては地元の警官に職務質問を受けるかもしれません。フィリピン旅行中に万が一父親が入院し、さらに退院する話となったら要注意ですね。極めてレアなケースですが、念のため注意しといたほうがいいでしょう。
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