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造形作家が作るリアルなフィギュアでいっぱい!「かたつむりミュージアム」に潜入

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2021/11/08

生涯を共にするカタツムリの殻の役割

カタツムリって、ナメクジの上に殻が乗っているものと思っているかたも多いのでは?実は、殻の中にも胴体があり、種類によっては色がついているものも。殻にはさまざまな模様がありますが、中には殻が薄くて半透明な種類も。そんな仲間は、殻の中の軟体部分の模様が透けて見えるので、あたかも殻に模様があるように見えるのです。

写真のように、緑の殻を背負ったカタツムリも、胴体がなくなってしまうと殻は真っ白!

こちらは胴体部分を液体に漬けて保存したもの。殻と同じ形をしていますね。また、カタツムリは、卵から生まれた時から殻をもっていて、殻と一緒に成長します。なので、殻も体の一部なんですよ。

こちらは「オオギセル」の成長を表したもの。左から乳児、幼児、前思春期と人間の成長に例えて紹介されています(笑)こうしてみると、殻も一緒に成長しているのが分かりますね。そして最後は後期高齢者になり、殻もカサついています。

また、殻が割れてしまうこともありますが、体の一部なのである程度の損傷は炭酸カルシウムの分泌液で修復できちゃいます。カタツムリってすごい!

こちらはカタツムリの殻の中を表した模型です。殻の中の部分に内臓が詰まっていて、管で外の胴体部分とつながっています。模型で見ていても「なぜそうなる!?」という不思議な構造でした。ぜひ直接見てくださいね。

まだまだカタツムリの不思議はいっぱい!

こちらは、左側が“殻の模様が違うけど、全部同じ”「ナミマイマイ」です。

右側が“全部同じに見えるけど、全部違う種類”のマイマイ。ぶっちゃけてしまうと、全部同じに見えますが、これらは軟体部分に模様の違いがあったり、住んでいる地域が違ったりと、しっかり区別されています。また、最近ではDNA鑑定によって、さらに正確に種の違いが分かるようになったのだそう。

この技術の進歩によって、同じと思われていた種が実は違っていた、またはその逆で、違うと思っていたものが同じだった、なんてことが起こっているのだとか。カタツムリ界ではまだまだ分からないことがたくさんあるのですね。


海外のマイマイにも注目!

「中南米のキューバのカタツムリもありますよ」と見せていただいたのがこちら!黄色やオレンジなど、まぶしいほどの原色カラーが、さすが亜熱帯の国!取材陣も思わず歓声を上げてしまいました。

日本に住むカタツムリは、河野館長自ら採集し、フィギュアにしていますが、海外だとなかなか難しいのだそう。ということで、友人・知人を介して海外のカタツムリの殻を集め、こちらもまたリアルフィギュアを制作されています。日本のものより数は少ないですが、個性的なカタツムリがたくさん見られますよ。

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