来日外国人がショックを受けた、日本の「当たり前」15選
13.ギネス認定スポットもある「小豆島」/香川県
香川県小豆郡の瀬戸内海に浮かぶ「小豆島(しょうどしま)」。1日2回の干潮時に海の中から現れる砂の道「エンジェルロード」は、まるで日本のモンサンミッシェル。
他にも映画『二十四の瞳』のセットとして使われた場所が現存していたり、ギネス認定の名所「土渕海峡(どふちかいきょう)」もあります。
この土渕海峡は、世界で最も狭い海峡といわれており、もっとも幅の狭いところでは9.93メートルしかありません。
14.ノスタルジックな雰囲気に魅せられる「軍艦島」/長崎県
長崎県長崎市に位置する「軍艦島」。現在は無人島ですが、炭鉱の最盛期には東京を超える人口密度を誇りました。2015年には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産として世界文化遺産に登録。
正式名称は「端島(はしま)」といいますが、島のかたちが軍艦に似ていることから軍艦島と呼ばれるようになったのだとか。
こちらは台湾の旅行サイト「雄獅旅遊(ライオントラベル)」にて、簡体字ではなく日本語の「軍艦島」で紹介されるなど、かなり検索数が多い場所で、注目を集めるスポットのひとつです。
「廃墟感満載で、不思議な魅力があると思います」(台湾出身)
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15.居酒屋「鳥貴族」にはびっくり!/日本各地
日本文化を代表するひとつに「居酒屋」があります。各国のパブやバーと比べても貴重な体験ができると、来日した外国人たちのなかで人気なのだとか。
外国人の間でも浸透しつつある居酒屋のなかでも特に多くの声が集まったのが、日本人にもおなじみの居酒屋「鳥貴族」でした。
「鳥貴族の安さにはビックリですね。小皿料理をたくさん頼み、安めのお酒でわいわい飲んで食べるのが最高」(韓国出身)
「ビールが300円ちょっとで飲めるので、みんなで集まるときはとりあえずここです。焼き鳥もで大ぶりで美味しい!」(オーストラリア出身)
「全ての商品が同じ価格で食べられることに驚きました。日本で外食するとき、外観だけでは価格が分かりにくいお店が多いなかで、安心してたくさん食べられます(笑)安いし美味しいし、お財布が痛くありません!」(アメリカ出身)
「とてもリーズナブルなのに、サービスもしっかりしていると思いました。おしぼりが出てくるのですが、トルコではまずありません。トイレも清潔に保たれており、店舗によってはトイレにウォシュレットが完備されていることも衝撃でした。
衛生的で無料のトイレがこんなにきれいなことはほとんどありません。日本人の清潔さは日々を心地よく過ごせるので、とてもありがたいです」(トルコ出身)
327円(税込)均一で提供している鳥貴族は日本人だけでなく、外国人からも人気を集めているようです。やはり最大の魅力はリーズナブルな価格とおいしい焼き鳥。
また、台湾出身の人からも「大好き!」というコメントがありました。それほどまでに外国人に愛されている居酒屋なのですね。
このように私たち日本人にとっては当たり前に思うようなことでも、来日した外国人にとっては忘れられない思い出になることもある様子。
なかでも渋谷の「スクランブル交差点」や「モヤイ像」のように、日本人が通り過ぎていくような場所でも外国人からすると新鮮な景色になるみたいですね。このような外国人の視点を通して魅力を再発見できるスポットは、まだまだ国内にたくさん隠されています。みなさんも身近な場所から見つけてみてはいかがでしょうか。
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