来日外国人がショックを受けた、日本の「当たり前」15選
10.USJと間違える「舞洲ごみ焼却場」/大阪府
続いても黒門市場と同じ大阪府から。大阪といえば、海遊館にユニバーサルスタジオジャパンなど、大人から子どもまで楽しめるスポットがたくさんありますよね。
そのなかでも外国人のなかで話題になったのが「舞洲(まいしま)ごみ焼却場」です。かなり個性的なデザインの焼却場で、ド派手な外見は遠くからみても目立ちます。
一見、USJと間違えてしまいそうですが、れっきとしたゴミ焼却場なのです。
デザインを行なったのは、オーストリア出身の芸術家・フンデルトヴァッサー氏。2001年に完成した舞洲ごみ焼却場は、当時「2008年夏季オリンピック」の招致を目指していた大阪府がランドマークとして建設しました。
残念ながら大阪府は夏季オリンピックの開催地には選ばれませんでしたが、そのカラフルなデザインは話題を集め、現在では国内外から多くの方が見学に訪れています。
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11.ウサギの島と呼ばれる「大久野島」/広島県
広島県竹原市に属する「大久野島(おおくのしま)」。実はこの島は通称「ウサギの島」と呼ばれるほど多くのウサギが生息している離島なのです。
かつて大久野島は「毒ガスの島」といわれており、陸軍兵器の毒ガス工場が1929年から1945年まで設置されていました。地図から消されていた過去があるそうですが、島の「毒ガス資料館」には、毒ガスを製造していた当時の道具や衣料品など、歴史を語る資料を展示。
そんな歴史を持つ大久野島ですが、現在の島には多くの「アナウサギ」が生息しており、2018年時点では900羽を超えているそうです。
また、レンタルサイクルで観光できることも魅力。アクティビティ感覚で島をめぐりながらウサギに癒されることも、外国人から人気を集めた理由のひとつかもしれませんね。
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12.美しき黒の城「岡山城」/岡山県
岡山県を代表する観光スポット「岡山城」。黒い外観から「烏城(うじょう)」とも呼ばれているほど、真っ黒な外観が印象的です。
1945年に空襲で天守閣が焼失しましたが、1966年に再建。南北朝時代に築造され、国の史跡に指定されている城です。
江戸時代に作られた月見のためのやぐらである「月見櫓(つきみやぐら)」は、当時の姿そのまま。国の重要文化財に指定されており、江戸時代の美しさをリアルに体験することができます。
「真っ黒のお城はなかなか珍しいと思います。とても綺麗で、一度見たら忘れられません」(中国出身)