外国人がショックを受けた、日本で当たり前の「マナー」とは?
理解できない!日本の「ビジネス事情」
続いては、日本の「ビジネス事情」に関する話題。外国人のみなさんが思う、日本企業についての不思議を聞いてみました。
定時上がりはNG?/スコットランド出身etc…
日本企業に努めるスコットランド出身の男性は、会社に対してとてもモヤモヤすることがあるのだそう。
「始業時間は守るのに、終わる時間は守らないのが謎。定時きっかりに帰ると、まわりの社員から変な顔されるし…」(スコットランド出身)
周りの人が仕事中だと、帰るのをためらってしまうのが日本人。会社が定時退社を勧めても、そうもいかないのが現場の空気なんですよね…。
「日本で働いていますが、うちの会社は上司より先に帰るのはよくないという風潮があります。残業や休日出勤することで会社への貢献につながるといわれますが、まったく理解できません」(台湾出身)
社員が納得して働けない環境であれば、貢献する意味を考えてしまいますよね。
有給を取りづらい/フィリピン出身
「有給を取りづらい雰囲気がある。同期の日本人は『みんな忙しいし仕事を頼んでまで休むのは申し訳ない』っていってたけど、休んでいい権利があるのにもったいない!僕は今年の誕生日絶対休む!」(フィリピン出身)
会社の飲み会が多すぎる/台湾出身etc…
「日本って会社の飲み会が多くないですか?いまはコロナで全然なくなりましたが、流行前はかなりの頻度で開催されてました。なんでそんなに職場の人と飲みたいの?と疑問に感じています」(台湾出身)
「上司にキャバクラなどの夜のお店に駆り出されるのがしんどい。友人ならいいけど上司といって何が楽しいの…」(ニュージーランド出身)
どちらの誘いも困りますよね。これは実際日本人も疑問に思っている人は多いと思います。断ることができたら楽なんですけど、会社のイベントは半ば強制なのが辛いところです。
日本独特のビジネスマナーが多い/韓国出身
また、日本ならではのビジネスマナーに関する話題も上がりました。
「他社に訪問する際に、コートを裏返して持つのが謎でした。日本だけじゃない?」(韓国出身)
これは学生時代、就活に関するマナーで習った人も多いのではないでしょうか?コートを裏返すのは、日本独特のマナーのひとつ。
国によっては、先方の許可なく勝手に入室しようとするような図々しい人にみられてしまうそうです。海外では気をつけたいマナーですね。