外国人がショックを受けた、日本で当たり前の「マナー」とは?
厳格な海外の「交通機関のルール」
マナーやルールに厳しい日本ですが、交通機関や公共の場の使い方については、海外のほうが厳しくルールが設けられていることもあります。
電車内で飲食したら罰金/台湾出身
「台湾の地下鉄(MRT)は完全に飲食禁止です。駅構内は可という所もありますが、改札前の黄色い線を越えたらすべて禁止で守らないと罰金があります」(台湾出身)
飲食禁止エリアでは、ガムや飴なども完全禁止。ルール違反者には罰金が科せられるそうです。
若者は優先席に絶対座らない/韓国出身
「日本では車内がガラガラなら優先席に座ってもいいという雰囲気があるけど、韓国では空いてても絶対にだめ。満員電車でもそこだけ空席なことがあるよ」(韓国出身)
韓国の優先席は「ノヤッチャソッ」と呼ばれ、直訳すると「老弱者席」と、”お年寄りと体の不自由な人限定”という強い名前がつけられています。
さらに韓国では、年配者を敬う儒教の精神が根強いため、国民全体がルールを重じているようです。
交通機関の使い方でみえてくる日本の国民性
こうみると公共機関の使い方だけでも、その国の国民性がかなりみえてくる気がします。では、外国人の方々は公共機関の使い方における国民性をどのように感じているのでしょうか。
時間厳守で列を成す/ネパール出身etc…
「電車やバスが時間厳守で運行しているところや、混雑していても順番を守るところが日本人の素晴らしい習慣だと思います」(ネパール出身)
「マレーシアのバスは時刻表がないからいつくるかわからないし、マレー鉄道(電車)は時刻表があっても時刻通りにはこないよ。日本は電車が確実にくるとわかってるのもすごいし、みんなしっかり並ぶのもすごい」(マレーシア出身)
時間厳守で生活しているぶん、常に時間に追われている感覚があるのも日本人ならではかもしれません。
フィリピン人の女性は、街を行き交う日本人を見て「みんなが足早にせかせか歩いてて、ロボットかと思った」と笑ってしまったそうですよ。
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