外国人がショックを受けた、日本で当たり前の「マナー」とは?

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2022/01/15

日本人が驚く、海外ならではの食文化

逆に、海外では当たり前の行為でも、日本では驚かれてしまうこともありますよね。

とにかく大皿で取り分けるブッフェスタイル/フィリピン出身

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「フィリピンでは家族分のご飯をおかずごとに大皿に取り分けて、テーブルの真ん中にまとめて置きます。米も一皿に盛ってそれぞれが好きな分だけ取る。日本にもバイキングがありますけど、家庭内ではやらないですよね」(フィリピン出身)

大皿に盛ることで洗い物が少なくなるのは大賛成ですが、炊飯器から出してお皿に盛ったご飯がカピカピにならないのか心配です…!でも、家族みんなで食卓を囲むにぎやかな食事風景はとっても素敵ですよね。

食べ残しは持ち帰る/フランス出身

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「パリジャンはお腹いっぱいになったら残すのが当たり前。無理に食べる必要はないよ。持ち帰ってもいいしね」(フランス出身)

フランスでは、2016年2月3日に「食品廃棄禁止法」が施行されました。食べ残しをムダにしないよう、1日180食以上を提供するレストランに対して、食べきれなかった料理を持ち帰るための容器である「グルメバッグ」の提供を義務化。フードロス対策に積極的に取り組んでいます。

日本人は「甘い米」がお嫌い?/イギリス出身

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「イギリスでは白米を牛乳で甘く煮詰めてデザートとして食べますが、日本人の友だちにいったら『甘い米なんて無理!』とめちゃくちゃ否定されました」(イギリス出身)

ライスプディング」と呼ばれるこちらのデザートは、イギリス定番のおやつ。白米を砂糖たっぷりの牛乳に入れて煮詰めた家庭料理です。

確かに、はじめは「甘いご飯」に対する拒否反応が出てしまいますが、もち米なら「おはぎ」のような感覚でいけそうな気もします。興味のある方は、ぜひレシピを調べてみてはいかがでしょうか。

海外では御法度!注意すべき食事のマナー

さらに、海外で気をつけるべき「食事中のマナー」についても伺いました。国によっても違いがあるので、その国の一例として参考にされてくださいね。


酔っ払いは入店禁止/ニュージーランド出身

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「ニュージーランドは酔っ払いに超厳しいよ。公園とか路上での飲酒も禁止されてるし、酔った状態で飲み屋にいくと入店を拒否される。お花見しながら飲んだくれる日本人を見て、文化の違いを感じたね」(ニュージーランド出身)

テーブル担当以外へ注文する/スコットランド出身

「母国のレストランでは、テーブル担当以外のスタッフにオーダーするのはNG。日本と違ってチップ文化があるから、席ごとに担当がついてしっかりサービスしてくれるんだよ」(スコットランド出身)

左手を使って食事する/マレーシア出身

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「マレーシアでは左手は不浄なものとみなされています。なので、食事中は右手を使うのが決まり。スプーンやフォークは右手で持ち、素手で食べるにしても右手を使います」(マレーシア出身)

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