恋愛成就を願うなら。最強の縁結び&パワースポット「生田神社」へ
再生・再起・合格・復活・復興の象徴「楠の神木」
本殿の北東、稲荷神社の前にある「楠の神木」は約500年の年輪で、神戸大空襲で焼けたが蘇り、再生・再起・合格・復活・復興の象徴とされています。
ヒーリングスポット「生田の森」
本殿を参拝したら「生田の森」へ向かいましょう。境内の一番奥にあり、都心とは思えない緑あふれる場所です。
樹齢数百年を超える大木も茂る生田の森は、ヒーリングスポットとしても人気の高い場所。
森の中には、日本神話にも登場する神功(じんぐう)皇后を祀った小さな社や、ひと休みできる東屋もあります。
鳥のさえずりや、枝葉の揺れる音に耳を澄ませながら、ゆったりとした時間を過ごすのもいいですね。
この生田の森、実は『枕草子』をはじめ様々な書物に書かれている「鎮守の森(神が鎮座する森)」です。
とても広大な森で、順徳天皇や江戸時代に活躍した上田秋成などの歌人がこの森を訪れ、和歌を残しました。またこの地は源平合戦の舞台になった場所でもあるそうです。
生田の森にある縁結びの水占い「金龍泉」
生田の森の中には小川が流れており、その清らかな水を活かした池である「金龍泉」で縁結びの水占いができます。
水で濡らすと占いの結果が現れるユニークな占いです。
金龍泉に浸す「水みくじ」(300円)は、本殿に入る前の社務所であらかじめ購入しておきましょう。
悪縁を断ち切るとされる「包丁塚」
生田神社には、日ごろの包丁への感謝とともに、食文化の発展を祈る塚として、神戸市の料理食品関係者によって建立された「包丁塚」があります。
この包丁塚が人気を集めているのは、「縁切り」に効くとされているから。包丁がよく切れるご利益から「悪縁もよく切れる」というジンクスになったそう。
縁切りでご利益と聞くと不思議な感じもしますが、ここで断ち切る縁というのは「悪縁」とされており、「悪縁もよく切れる」からこそ「良縁につながる」のです。
ちなみに料理つながりでいうと、生田神社が「かまぼこ発祥の地」であることは意外と知られていません。
魚を美味しく食べる方法の一つとして西暦201年に神功皇后が生田の森に立ち寄った際、すりつぶした魚肉を腰につけていた刀の先に突き刺して、火で焼いて食べたことが始まりとされています。