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日本屈指のパワースポット、神聖な「出羽三山」で生まれ変わりの旅

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2022/07/08

月の神様を祀る霊峰「月山」

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例年7月〜10月の期間だけ開山するのが「月山」です。頂上に月山神社がご鎮座している月山は、その名の通り月の神様である「月読尊(ツクヨミノミコト)」をお祀りしている霊峰。冬は雪に覆われるため登ることができません。

出羽三山のなかで月山が「過去」を表すといわれるのは、この美しい山に祖先の霊が集まると信じられているためです。

月山の頂上に登ることで亡くなった大切な人と再会できる、または再会できた気持ちになれると信じられ伝えられてきました。そのため修行の目的で山に登る山伏たちだけでなく、一般の参拝客も月山には多いとされています。

天空の楽園「弥陀ヶ原」

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霊が集まる山とはいうものの、月山の姿は暗く怖い山の様子とは正反対。高山植物が咲き誇る天空の楽園のような場所です。

標高約1,984mの月山へ登るのは、8合目の「弥陀ヶ原湿原」からスタートするのが一般的。この湿原は高山植物の宝庫で、「花の百名山」にも選ばれています。

8合目までは路線バスが走っていますし、レストハウスがあるのでマイカーで訪れることも可能です。

弥陀ヶ原湿原から月山の山頂までは約3時間の登山。湿原は木道が設けられとても歩きやすいのですが、月山の頂上までは岩の転がる登山道を進みます。必ず登山用の道具を整えて訪れましょう。

絶景と難関の繰り返し!

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頂上の月山神社までの登山道は、標高が高いので背の高い木はなく視界は開けています。どんどん登っていくと先程まで歩いていた湿原がはるか下に見え、遠くには鳥海山の山頂も見えます。風が強いので十分に注意が必要です。

岩の登山道の途中には手をついて登らなければいけない場所もちらほら。決して無理はしないようにしてくださいね。


最大の難関といわれるのが「行者返し」と呼ばれる岩場です。登山に慣れていない方にとっては怖く感じる行者返しですが、50mほどの長さなのでゆっくり落ち着いて進みましょう。

行者返しを抜けるとすぐに視界がひらけ、10分ほど木道を進むと月山の山頂に到着します。

山頂にご鎮座する月山神社は写真撮影禁止です。訪れた人だけが見られる景色をぜひ楽しみに、険しい登山道を進みましょう。

多くを話すことはできない「湯殿山」

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出羽三山の未来を表すのが「湯殿山」です。月山の連なる湯殿山の中腹にある湯殿山神社は、出羽三山の「奥の院」とよばれ、神秘的で厳格な参拝作法が残る特別な神社です。

湯殿山神社は昔から「語るなかれ」「聞くなかれ」といわれ、なかにあるものを持ち出すのはもちろん禁止、言葉にして伝えるのも禁止、写真撮影も禁止とされています。参拝の際は土足も厳禁で素足となってお参りをします。

厳しい戒律を参拝客にも求める湯殿山神社ですが、訪れた人は「絶対に行くべき」と口をそろえるほど。

謎に包まれた湯殿山神社、「語るなかれ」「聞くなかれ」の言い伝えもあるため多くを話すことはできません。アクセスは月山神社よりははるかに良いので、ご自分の目で確かめてきてください。

湯殿山神社本宮へのアクセスは、湯殿山仙人沢駐車場発でバスが出ています。本宮までのバスに決まった出発時間はなく、参拝客が集まったら出発する仕組み。時間に余裕を持って訪れましょう。

神秘的な「出羽三山」へ旅に出よう

江戸時代から現在に至るまで、人々の信仰を集め続けた出羽三山。生まれ変わりの旅へ、出かけてみませんか?

石段を上り、山を上り神社を参拝する旅を終えたとき、本当に生まれ変わったかのような新鮮な気持ちを味わえます。

新たな人生を始めたい方、リスタートと心機一転したい方にはぴったりの出羽三山参りへぜひ出かけてみましょう。

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  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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元々インドア派だったはずが『恋する惑星』でウォン・カーウァイにハマり、初めての一人旅は上海へ。カメラ片手にどこへでも行くアクティブ旅女子になりました。現在は大学院に通いつつフリーライターとして、旅・アート・美容・ファッションをメインに活動しています。

日本屈指のパワースポット、神聖な「出羽三山」で生まれ変わりの旅
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