これが日本三大「金運」神社のパワー!ご利益抜群の千葉・安房神社へ
東京から車で約1時間50分、房総半島・館山の地にあるのが、金運アップのご利益があるとされる、最強パワースポット「安房神社(あわじんじゃ)」です。
安房神社は、石川県の「金剱宮(きんけんぐう)」、山梨県の「新屋山神社(あらややまじんじゃ)」とあわせて、日本三大金運神社とも呼ばれています。
安房神社には11の神様が祀られており、主祭神である「天太玉命(あめのふとだまのみこと)」は、日本のすべての産業を創造した神。
天太玉命は強い神力を持っていたといわれており、商売繁盛や事業繁栄だけでなく必勝祈願などのご利益があることから、安房神社は金運のパワースポットとして注目を集めているのです。
さっそく安房神社の歴史や祀られている神様と、そのご利益をチェックしてみましょう。
目次
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日本三大金運神社ともいわれる「安房神社」の歴史
安房神社の誕生は、いまから約2680年以上も前。日本最初の天皇「神武天皇(じんむてんのう)」が即位した、紀元前660年に創始されました。
それから奈良時代、平安時代を経て、明治時代には「官幣大社(かんぺいたいしゃ)」という最高位の神社の格付けを与えられますが、昭和の終戦時に、格付け制度は廃止。最高位の称号もなくなることに。
しかしその後、1946(昭和21)年に発足した「神社本庁」と呼ばれる団体によって、特に優れた神社のみに与えられる「別表神社(べっぴょうじんじゃ)」の称号を得ました。
それから令和の現在に至るまで「日本三大金運神社」、そして金運のパワースポットとして連日多くの人でにぎわっています。
安房神社のパワースポットは一体どこ?
安房神社のパワースポットは、大きく分けて以下の6カ所です。
- 上の宮(本殿/拝殿)
- 下の宮(摂社)
- 厳島社(末社)
- 琴平社(末社)
- 御神木
- 御神水(お水取り・お砂取り)
各スポットを詳しく見ていきましょう。
パワースポットその1.上の宮(本殿/拝殿)
神様がいらっしゃる本殿であり、我々が神様に向けて拝むための場所である拝殿にあたる「上の宮」は、主祭神であり、日本産業の創始の神である「天太玉命」が祀られているパワースポット。
商売繁盛や事業繁栄などの運気向上を願いたい人は、絶対に外せない場所です。上の宮にはほかにも多くの神様が祀られています。
- 天太玉命の妃「天比理刀口羊命(あめのひりとめのみこと/口羊は正しくは口編に羊)」
- 装飾/美術の神「櫛明玉命(くしあかるたまのみこと)」
- 紡績業/製紙業の神「天日鷲命(あめのひわしのみこと)」
- 林業/建設業/武器製造業の神「彦狭知命(ひこさりしのみこと)」
- 林業/建設業/武器製造業の神「手置帆負命(たおきほおいのみこと)」
- 金属鉱業の神「天目一箇命(あめのまひとつのみこと)」
パワースポットその2.下の宮(摂社)
上の宮から少し離れたところにあるのが、主祭神と縁故の深い神様を祀る摂社の「下の宮」です。
下の宮には、主祭神の「天太玉命」の孫神である「天富命(あめのとみのみこと)」、兄弟神である「天忍日命(あめのおしひのみこと)」が祀られています。
天富命と天忍日命は、ともに開拓の神として有名で、縁結びのご利益もあるといわれています。
このように安房神社は、上の宮も下の宮も産業を発展させる神様を祀っていることから、金運神社と人気を集めているのです。
パワースポットその3.厳島社(末社)
安房神社の末社のひとつめが「厳島社(いつくしましゃ)」です。厳島社は、上の宮の手前の巨岩をくり抜くようにして作られています。
ここには海上交通を守護する海の女神「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」が祀られています。
パワースポットその4.琴平社(末社)
末社のふたつめが「琴平社(ことひらしゃ)」。こちらは、香川県にある「金刀比羅宮(ことひらぐう)」の分霊が祀られたパワースポットです。
こちらも「厳島社」と同じく海上交通の神、そして航海安全の神「大物主神(おおものぬしかみ)」が祀られています。
漁業や海運業など海に関する仕事をしている人にとって、厳島社と琴平社は必ず訪れておきたいスポットですね。
パワースポットその5.御神木
安房神社の御神木は、樹齢500年を超える槙(マキ)の木です。こちらもパワースポットとして有名で、境内左側にある池のほとりで見られます。
力強く根を張る1本の幹からいくつもの枝葉が伸びており、その生命力に神秘的なパワーを感じます。
パワースポットその5.御神水(お水取り・お砂取り)
安房神社では、お水取りとして拝殿の背後にある「吾谷山(あづちやま)」から湧き出る山水を、またお砂取りとして境内のパワーが宿ったお砂をいただけます。
お水取り・お砂取りをお願いする際は必ず事前に御祭神を拝し、汚れを持ち込まないようにお祓いで身を清める必要があります。
それぞれ午前9時から午後4時30分の間のみ受付可能なので、希望する人はこの時間内に訪れましょう。
当日の流れとしては、お水・お砂を入れる容器を持参(大型ポリタンクは禁止)し、受付にて申込用紙を記入。玉串料を納めてお祓いを受けます。いただく量に制限はありませんが混み合う場合があるので、譲り合って常識的な範囲で取りましょう。