日本文化を再発見。一度は行ってみたい「伝統的な夏祭り」ランキング
日本には全国各地に四季折々に合わせたものや、その地方独特の風習に合わせた祭りがあります。そのなかでも、季節でいえば、やっぱり「夏」の祭りが華やかで楽しいかも?
日本には青森のねぶた、京都の祇園、徳島の阿波おどりなど、有名な夏祭りがたくさんありますね。
そこで今回は、ランキングサイト「ランキングー!」が10~60代の男女2,954名を対象に行った「一度は行ってみたい日本の伝統的な夏祭り」ランキングから、TOP10の人気夏祭りをご紹介します。
第10位 よさこい祭り/高知県
第10位には、高知県の「よさこい祭り」がランクインしました。よさこい祭りは、高知市で毎年、8月9日~12日にわたって開催されるお祭りです。
そのスタイルは、よさこい鳴子踊りのメロディーが入った曲に合わせ最大150人のいくつものチームが踊りながらパレードする形式です。
チームごとの曲はなんでもいいのですが、必ずよさこい鳴子踊りのメロディーが入っていることがルール。最近ではロックやヒップホップにアレンジした曲も使われています。
第9位 越中八尾 おわら風の盆/富山県
第9位にランクインしたのは、富山県の「越中八尾 おわら風の盆」です。富山市の八尾区で毎年9月1日~3日にかけて開催されている、富山県を代表する祭です。
越中おわら節にのって男女それぞれの踊り手たちが町内を踊り歩きます。男性の踊りは勇壮なもので、女性の踊りは優雅なものになっていますよ。
第8位 精霊流し/長崎県
第8位には長崎県の「精霊流し」がランクインしました。精霊流しはほかの夏祭りと異なり、実はお祭りではありません。毎年、8月15日のお盆に初盆を迎えたの個人の霊を弔う行事なのです。
精霊船と呼ばれる船に亡き人の霊を乗せて「流し場」まで運びます。この精霊船は華やかに飾られており、爆竹を大量に爆発させたり、鉦の音が鳴らされ、そして多くの掛け声がかけられるため、お祭りと思われることが多いようです。
第7位 岸和田だんじり祭/大阪府
第7位には大阪府の「岸和田だんじり祭」がランクインしました。岸和田市で毎年9月に開催される祭りですね。
「だんじり」とは「地車」と書き、神社の祭りなどに用いられる屋台のことです。岸和田だんじり祭はこの「地車」を数百人の人たちが和太鼓などのお囃子にのって、曳きながら町を走ります。