いま、韓国旅行でソウルより「釜山」をおすすめしたい6つの理由

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2022/12/28

港町・釜山はグルメの宝庫、海の幸やカフェ、市場も

港町である釜山は、ソウル以上のグルメ都市。日本に近い分、日本人の味覚に合う料理が多いのも魅力です。

港町・釜山ならではの豪快な「貝焼き」image by:シカマアキ

海雲台に近い青沙浦には「貝焼き」の人気料理店が集結。東釜山の美しい海を眺めつつ、ホタテやアワビなどの貝にチーズを入れて網焼きが味わいます。ビールやマッコリなどとの相性も抜群。

韓国料理「テジクッパ」は釜山が本場。image by:シカマアキ

豚の雑炊「テジクッパ」は、釜山ならではの名物料理。ボリュームある焼豚とあっさり後味のスープは女性も完食できる食べやすさ。

人気店は行列ができて有名人の利用も多く、1人旅なら混雑時間帯をずらしていくのがおすすめです。

釜山は「パン」がブーム。見た目も味もレベルアップ中。image by:シカマアキ

釜山には、眺めがいい、またSNS映えするおしゃれな「カフェ」が続々オープン。特に多いのは、広安里、田浦洞、釜田洞など。近年は日本でおなじみの「あんぱん」も人気です。

さらに、釜山と言えば昔ながらの市場も欠かせません。特に「国際市場」はトッポギ、お汁粉、キムパ、ビビンタンミョンなどが手軽に食べ歩きできる屋台天国です。

地下鉄は初めてでも利用しやすい、観光スポットほぼ網羅

釜山の地下鉄は、1号線から4号線/東海線/釜山金海軽電鉄、合計6路線あります。ソウルと比べると少なく、路線ネットワークもシンプル。釜山が初めてでも、まず迷うことはありません。

地下鉄を利用するなら、交通ICカード「Tmoney」「cashbee」が便利。日本の「Suica」のように使えます。釜山の街中にあるコンビニなどで入手可。釜山を走る路線バスでも利用できます。

釜山最大のターミナル、釜山駅。釜山近郊やソウルにも行ける。image by:シカマアキ

金海空港から釜山中心部には、釜山金海軽電鉄と地下鉄、もしくは路線バスやタクシーでアクセスできます。釜山にあるほとんどの人気観光スポットに公共交通機関のみで巡ることでき、女子旅や1人旅でも十分楽しめます。


最も近い海外旅行先、日本各地から毎日運航で増便ラッシュ

釜山は、韓国南部にある2番目に大きな都市。首都ソウルは行政や経済などの中心である一方、釜山は、外国人はもちろん韓国人の旅行先としても高い人気を誇ります。

まず、釜山がなにより魅力的なのは「日本からの近さ」と断言します。

日本各地と釜山、ソウルを結ぶ便を毎日多く運航する「エアプサン」image by:シカマアキ

東京から釜山まで飛行機で片道およそ約2時間半、大阪から1時間半~2時間弱、福岡だと1時間弱と、まるで国内線感覚。

福岡から釜山まで高速船「クイーンビートル」だと約3時間40分という近さです

飛行機で片道1~2時間の飛行時間だと、日本の国内旅行とほぼ変わりません。「気軽に行ける海外」と言えば釜山であり、実際に釜山から日本へ多くの韓国人が訪れています。

「エアプサン」の機内食は福岡線を除く日本路線で事前予約販売。写真は「餅カルビキムチチャーハン」image by:シカマアキ

特に、釜山が拠点の格安航空会社(LCC)エアプサン」は、東京や大阪、福岡などから釜山のほか、ソウル(仁川)便も毎日運航し、ますます使い勝手がよくなりました。運賃もリーズナブルで、丁寧なサービスにも定評があります。


行くたびに新スポット続々、何度でも訪れたい街・釜山

釜山は、街歩きを楽しむ旅行客にとって「治安」も良さもありがたい点。ただし夜、特に繁華街や駅周辺などは気を付けましょう。

また、釜山には5つ星の高級リゾートから日本でおなじみのあのチェーンまで「ホテル」が数多くあります。

予算はもちろん、「海を眺めるなら海雲台」「アクセス重視なら西面か釜山駅」など、釜山の旅行で主にどのスポットを巡るかで選ぶのも良いでしょう。

「甘川文化村」もここ数年で進化し、さらに魅力的なスポットに。image by:シカマアキ

釜山には、地元の人々や旅行客が注目するスポットが毎年続々と登場しています。

初めての人はもちろん、何度も釜山を訪れたことがあるリピーターでも行くたびに新しいスポットができているといっても過言ではありません。日々進化する街、釜山をぜひ訪れてみてください。

  • image by:シカマアキ
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  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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ジャーナリスト・フォトグラファー。飛行機・空港、旅行、ホテル、グルメなどをメインに、国内外で取材、撮影などを行う。雑誌やWEB向けの記事、写真や旅行などのセミナー講師も務める。元全国紙記者。大阪在住。

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