こんなの欲しかった。奈良の草履職人がリデザインしたKAWAII「雪駄」

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2016/07/13

夏になると花火大会に出かける時などに浴衣を着る機会もありますがその時、いつも頭を悩ますのが、履物問題。足が痛くなってしまって、楽しさも半減。早く家に帰りたい!なんて思ったことありますよね。

そんな方におすすめしたいのが、奈良の職人が作った履き心地とデザイン性が抜群の「雪駄」です。

雪駄職人の技術を受け継ぎ、「履き心地」と「デザイン性」を追求

「歩きにくくて痛い」だったり、「着物や浴衣の時に履くもの」といった和装履きの従来のイメージを覆し、日常生活の一部に根付く全く新しい履物としてリデザインし、発信しているのが奈良の片隅の小さな田舎町でたった4人で始めたプロジェクト「DESIGN SETTA SAN GO 」です。

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奈良県三郷町でその技術を代々受け継いできた雪駄職人私たちの暮らしに寄り添う形に再びデザインし、現代に蘇らせました。

木版プリントの温かみと、可愛らしいデザインが涼しげな女性の足元を演出
生地の名前は「渡り鳥」

デザインの要となるのは「鼻緒」

デザインの要となる「鼻緒」は、通常の下駄・草履・雪駄の鼻緒よりその太さを太く仕上げています。

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このことで、履いてる時の足への負担は最小限となり安定感も抜群。何よりも、太くしっかりしている分、生地の面積もあることで、柄がアピールできて、ファッショナブルに。柄がアクセントになるので、和装だけではなくて、いつもの格好にもぴったりです。

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50年以上前のヨーロッパのビンテージ生地を使用したタイプでは、100年以上続いてきた三郷町の職人の技術によって新しい息吹が吹き込まれ、時代も国籍も超えたコラボレーションも!

また、足を乗せる部分「天(てん)」には爽やかで気持ちのいいパナマ素材コーヒー豆の麻袋(ジュート・ドンゴロス)など他にはない素材が採用され、通気性がよく足の裏に汗をかいても吸収速乾


履き心地の良さは、このサラサラでフカフカの天にあるんです。

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さらに、底には革ではなく、アスファルトなどでの外履き、フローリングなどの室内履きどちらにも適した素材を使用しているので長い時間履いていても疲れない弾力性と耐久性と軽さが実現されています。

そもそも「雪駄」とは従来、和装履物・草履の中でも地面と接する底部分に獣皮をはり、湿っているところを歩いても湿気が通らず底が傷まない履物として、江戸を中心に愛用されてきました。

暮らしの知恵から生まれた履物とあって、時代を超えても、わたしたちのライフスタイルにもマッチ。

何よりも履いていて気持ちいいがいちばん!

奈良の小さな街から発信される新しい履物、これは世界でも受けそうですね。

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【公式サイト】DESIGN SETTA SAN GO

【期間限定】2016年7月31日まで

CAFE FUNCHANA
住所:奈良県生駒郡三郷町立野南1-24-5 ハビタブル三郷1F


営業時間:8時30分〜18時(定休日: 毎週月曜日&第3火曜日)

Tel: 0745-73-1187

source:CAFE FUNCHANA

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

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東京生まれ。構成作家、ライター。
パリ第8大学造形美術学部修士課程終了。パリ滞在を経て、自分が生まれた日本をもっと知りたい!と思うようになりました。特に芸術祭が開催される場所を巡るのが好きです!

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