徳島を全力で楽しむの会…タケノコ堀りと藍染めを全力で体験したよ

注目される徳島の阿波藍。「藍染体験」に挑戦!

市内にある藍染工芸館(写真提供:徳島県)

海外では「ジャパンブルー(Japan Blue)」、あるいは歌川広重の作品の藍色から「Hiroshige Blue」と呼ばれるのが「藍色」です。

この藍色を作る原料は植物の藍。日本で「藍染め」が始まったのはなんと奈良時代という言われており、古くから日本人の文化の溶け込んできた色なんです。

ご存知の方も多いかもしれませんが、全国的にも徳島は「藍染め」で有名です。その徳島で作られる藍は「阿波藍」といわれるほど。

そんな藍染の本場である徳島で、「藍染工芸館(徳島市)」で、藍染め体験に参加しました。藍染め職人の香川文孝さんが先生です。

藍染め職人の香川文孝さん

今回の体験では「藍染めのハンカチ」を作ります。ハンカチに輪ゴムをかけて、模様を作る作業をおこないます。適当に輪ゴムをかけてるのもありだとは思いますが、「藍染っぽいデザインにしたい!」という人には、このパターンに従うのがベター。

初心者はこのパターン図をチェック!

ちなみに私が選んだのは、ドット柄が浮き出るデザインです。

IMG_2985
本当にきれいに染められるのか?

デザインを決めたら、いよいよ染め込む作業をしてきます。

工場には染液の独特な匂いが広がります。香川さんによると、こちらの染液は1年以上は持つそう。ゴム手袋をはめて、布を染液の中へ。冷たい液の中に1分ほど浸し、空気にさらす、という工程を何度か行います。これを繰り返すことで、深く色合いの藍色に染め上がります。

染液をつける作業(写真提供:徳島県)
空気にさらす(写真提供:徳島県)


藍は空気に触れることで、より青く変化していきます。大きなものを染めるときは、この工程をもっと繰り返します。

染めたあとは、軽く水で洗って、洗濯機で脱水して、完成!気になるのは、柄。ちゃんとできているのだろうか?

若干崩れているのはご愛嬌。

他の参加者のデザインは、完璧!

世界にひとつだけの藍染めハンカチが作れるというのが、この藍染め体験の大きなポイントです。ぜひ「阿波藍」の藍染め体験にトライしてみてください!

藍染工芸館
徳島市応神町東貞方字西川渕81-1
Tel: 088-641-3181
体験日時:9時〜17時
定休日:元旦

次は新野町から場所を移して、おひな様の奥座敷として有名な町、勝浦町へ。

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