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徳島県勝浦町では、ひな祭りは1ヶ月間も続く

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ちょっと前にさかのぼりますが、女の子のための伝統行事「ひな祭り」といえば、3月3日ですね。しかし、徳島市勝浦町ではちょっと事情が違います。

徳島県勝浦町では毎年「ビッグひな祭り」という巨大なひな壇に2万体以上の雛人形が飾られるイベントが開かれます。このイベントは1989年にスタートし、30年以上続いています。雛人形は全国から寄せられたものだそう。

そんなひな祭りと縁深い勝浦町では、このビッグひな祭りと合わせて、「おひな様の奥座敷と坂本おひな街道」というもうひとつのイベントがあります。メインの会場が「ふれあいの里かもと」で、その体育館が「奥座敷」の会場となっています。

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奥座敷の会場は体育館(写真提供:徳島県)
体育館にはお雛さんが!(写真提供:徳島県)

期間中はランチブッフェなどの提供も。

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こちらは「みかん素麺!」。本当にみかんの味がした

「ふれあいの里かもと」から、「おひな街道」へ進んで行くと、そこにはお雛様がずらり!

期間中の2月中旬から3月中旬まで、町の旧街道の脇には趣向を凝らした、たくさんのひな人形が飾られるんです。

徳島のマスコット「すだちくん」も同行

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その道は築100年を超える古民家「森本家」につながります。

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すだちくんも森本家で休憩

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ふれあいの里かもとから、森本家までは約1キロの道のり。ゆっくり歩き回っても30分ほどでまわれます。この時期に徳島にきたら、ゆったり散策してみてください!


おひな様の奥座敷と坂本おひな街道
開催時期 2月中旬〜3月中旬
徳島県徳島県勝浦郡勝浦町坂本
Tel 0885-44-2110

根治できない「四国病」

以上、前回と2回に分けて、”知られざる徳島体験”の魅力をお伝えしました。

徳島はもちろん、四国を訪れるのが初めてだったのですが、個人的に印象的だったのが、平等寺の谷口副住職のお話に出てきた「四国病」。

歩き遍路の回数を重ね、「お接待文化」に触れ、何十回もお遍路をめぐるうちに、四国を去っても、またすぐに四国に戻ってしまいたいと思う人たちのことをいうのだそうです。でもそれは、お遍路さんではなくとも、ただの観光客にも起こるのではないかと思います。

見えなくなるまで、笑顔でバスに手を振り続けて見送ってくれた地元の人たち姿であったり、会う人会う人人懐っこい人柄の人が多かったり、また、せかせかしていないのんびりした穏やかな気候が気持ちよかったり、そんな場面を時々思い出して、「あ〜また訪れたい」と思ってしまうのです。

四国病は根治できない病」そうですが、今ではその理由がなんだかわかるような気がします。

訪れた人々の「第2の故郷」になってしまうのが徳島や四国の魅力ではないでしょうか。四国病の症状がひどくなり始める前に、また訪れなければいけないと思っています。

  • 取材協力:徳島県 徳島新聞社
  • image by:編集部
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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