【無人島通信】草刈りだってサバイバル!田島の無農薬野菜を育てる男の話
長崎県の中央部、大村湾に浮かぶ無人島・田島。電気もガスも水道もないこの島では、文字通りの「冒険的生活」が楽しめます。そんな島の手入れに余念のないスタッフから届いた今回の「無人島通信」は?
絶対に負けられない戦いがそこにある!
梅雨です。田や畑には恵みの雨ですがよく降ります。夏よ、早く来てくれ!!
無人島「田島」では梅雨の間も様々な作業を行っています。田植え、畑作り、島の整備などなど。今回は草刈りについて。
雑草(それぞれの草に名前はあるとは思うのですが、まとめて雑草と呼ばせていただきます)の勢いがすごい。刈っても、刈ってもあちらこちらから勢いよく生えてきます。
田島の畑にはトマト、キュウリ、トウモロコシ、なすび、オクラ、カボチャ、ズッキーニ、ジャガイモ、大豆などを栽培しているのですが、なかなかうまく育ってくれません。
昨年はオクラと大豆だけは良く育ってくれました。農作物は一向に育たないのに雑草はぐんぐんと育ちます。畑だけではなく、島全体で雑草が元気です。
テントサイトや古民家周辺など、お客さんが足を運ぶ所を重点的に刈ります。一生懸命に刈ります。また雑草が元気に生えてきます。
そして一生懸命に刈ります。最近はこの繰り返しです。1週間前にきれいに刈った場所が1週間後には雑草が育っています。
このままだと雑草に負けてしまいそうです。この時期、ホームセンターに行くと除草剤の宣伝がバンバン流れています。除草剤を撒けば楽だろうな〜…。
いやいや、それはダメだ。それだけはやっちゃダメだ。雑草は生えなくなっても本当の負けになってしまう。除草剤を撒けば野イチゴを安心して食べられなくなるじゃないか!
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