合掌造りの里に眠る謎…飛騨高山の秘宝は「さるぼぼ」が知ってる?
物語は飛騨高山の伝説から始まる
岐阜県は飛騨高山。
ここには飛騨に眠る伝説の猿神にまつわる宝が眠っているのをご存知だろうか。
この地の伝説では「大いなる謎を全て解き明かし者に秘宝を与えん」とある。
この伝説を頼りに今まで幾人も挑戦をしてきたが、未だ入手できたものはいない。
大いなる謎とはどのような謎なのか?
飛騨に眠る秘宝とは何なのか?
これは飛騨高山に古くから伝わる伝説…ではなく、実は10/25に開催される飛騨高山を舞台としたリアル謎解きゲーム「飛騨高山に眠る伝説の秘宝を探せ!〜飛騨猿神秘宝伝〜」のストーリー。
ただ、このストーリーの全てがゲーム用に作られたのかというとそうではなく、実は飛騨高山には「猿神」に関係があるかもしれない、伝統人形があるんです。
「さるぼぼ」って知ってる?
飛騨高山を訪れたことのある人は、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか? この赤い人形「さるぼぼ」は、飛騨高山地方の郷土人形で「猿の赤ん坊」と言う意味があります。
飛騨高山に住む女の子は、さるぼぼを使ってお人形遊びをしていたそうで、ぬいぐるみの原型としては日本最古とも言われているんです。
また、さるぼぼは天然痘などの流行病を避ける意味で、赤い布で作られていたとも言われています。現在は「さる」という言葉をかけて「災いがさる(猿)」「家庭猿(えん)満」「猿(えん)結び」「子猿(えん)」などの意味で、厄除けや安産のお守りとして有名です。飛騨高山を訪れると、写真のようなさるぼぼのつるし雛も見かけられます。
伝説のお宝は「さるぼぼ」に関係がある…かも?
リアル謎解きゲーム「飛騨高山に眠る伝説の秘宝を探せ!〜飛騨猿神秘宝伝〜」で登場する秘宝が、さるぼぼに関係するのかどうか…残念ながらそこは謎を解いてからのお楽しみ。でも猿神にまつわるということですから、秋の紅葉の美しい飛騨高山で、昔ながらの茅葺き屋根の家や、合掌造りに紛れたさるぼぼを見つけてみると、ゲームのヒントがあるかも(?)しれませんよ!
ゲームへの参加は電話もしくは飛騨民俗村 飛騨の里で手に入れることができます。さて、飛騨の里の伝説の秘宝が何なのか、気になりますね!
『飛騨高山に眠る伝説の秘宝を探せ!〜飛騨猿神秘宝伝〜』
開催期間:2015年10月25日(日)
公演時間:午前の部 10:00 / 午後の部 13:00
参 加 料:前売り:500円 当日券:1000円
※チケット販売先:飛騨民俗村、(株)柿下木材工業所、集BAR、魚祭、ちゃわんやおおた、野畑茶舗、専念寺
場所:飛騨民俗村 飛騨の里
サイト:「飛騨高山に眠る伝説の秘宝を探せ!〜飛騨猿神秘宝伝〜」
写真:高山市公式観光サイト
飛騨の里
住所:岐阜県高山市上岡本町1丁目590