もう既にあった。埼玉飯能市に存在する、もう一つの「ムーミン谷」

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2018/09/01

愛らしいさまざまなキャラクターと、フィンランドの豊かな自然を想起させる物語に、子どもも大人も魅了される「ムーミン」。そのムーミンたちが住む「ムーミン谷」の世界観そのままに、ムーミン原作者公認の公園が埼玉県飯能市にあるとの噂なんです。今回は埼玉出身のツーリングライター・梅原 慎治さんが、その噂を確かめに行ってきました。

埼玉県飯能市へ、ムーミンたちを探しに

北欧の妖精の一種である「トロール」をモチーフとした「ムーミン」シリーズは、原作者であるトーベ・ヤンソンさんの故郷、フィンランドを舞台にしたお話です。

トーベ・ヤンソンさんはフィンランド出身のファンタジー作家で、ムーミンシリーズの原作者。そんなトーベ・ヤンソンさんの公認を受け、ムーミンシリーズの世界観を再現した公園「トーべ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」が、埼玉県飯能市にあります。

この公園、実は1997年(平成9年)に開設されており、私も実家が近いことから、その存在は知っていたのですが、“子どもの公園”というイメージが強かったため、今まで行った事がありませんでした。

トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園案内図

なぜ今になって、このトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園に注目するようになったのかと言うと、飯能市自体がムーミン谷化するのではないかという噂が流れたからなのです。

どういう事かと言いますと、この公園とは別に、2018年の秋から2019年の春にかけて、「メッツァ(フィンランド語で「森」の意味)」と銘打たれたムーミンのテーマパークがオープンすることとなっており、飯能市=ムーミン招致の都市というイメージができあがったためなのです。

なお、今回は、メッツァについても取材して来ようと試みましたが、駐車場工事の真っ最中であったため、近くに行ってその様子を撮影すること等できませんでした。このため、メッツァについては、別途取材を進めることとし、今回は、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園についての紹介をしたいと思います。

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