まるでミリタリーなテーマパーク。横田基地「日米友好祭2018」

普段はなかなか入ることのできない日本の米軍基地。なにせ軍事用の基地ですから、街のゲームセンターのように気軽に入れるわけではありません。が、その囲いの中奥深くに年に1度だけ入ることができる機会があります。それが「日米友好祭」です。

日本各地に点在する米軍基地では、それぞれが所在する地元の方々に向けた「友好祭」が独自に行われています。その最大規模とも言えるのが東京の西部にある横田基地で催される「横田基地日米友好祭」です。多い年には2日間で20万人もの人が来場するそうですが、どうしてそんなに多くの人が毎年訪れているのでしょうか? その謎を探るべく、9月に開催された横田基地の日米友好祭に潜入してきましたので紹介していきたいと思います!

2日間で14万人が訪れた「横田基地日米友好祭」

2018年の今年は9月15日と16日に行われ、初日は雨に見舞われたものの、それでも合計14万人もの来場者が横田基地に集まったそうです。

横田基地の広大な敷地には、いくつもの入場用ゲートがあるのですが、友好祭で使用されるのは基地東部の、第5ゲートと言われる入場口。公式な駐車場等は用意されていないので、基本的には最寄りとなるJR青梅線・牛浜駅から10分ほど歩いて現地へと行くことになります。

入場は無料。ただし、16歳以上の方は国籍が確認できる写真付き身分証明書が必要です。また、17歳以下の子どもだけで入ることもできないことになっています(18歳以上の引率者がいればOK)。筆者も運転免許証を提示し、入場の際には手荷物検査と金属探知機による検査を受けました。ゲートの先はアメリカ。ここは国境だと思ったら検査も当然ですよね。それにしても、すごい行列でした。

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