Google検索数から見る、海外から注目を集めた「都道府県」
スマートフォンの普及もあり、インターネットはもはや私たちの生活に欠かせないものとなりました。旅行に関しても例外はなく、情報の検索はそのまま旅行のガイドブックと同じ機能を果たしています。
そこで今回、海外デジタルマーケティング支援を行う株式会社インフォキュービック・ジャパンが、2017年4月1日から2018年3月31日の期間をGoogleにおける海外からの日本の47都道府県名の検索数調査(2017年4月1日〜2018年3月31日)を実施しました。
一体、各都道府県の知名度はどれくらいあるのでしょうか。結果の一部をご紹介します。
検索数のトップは「東京(TOKYO)」
各都道府県名検索回数をヒートマップ表示したものが上の画像で、検索数は無作為に抽出された13の国と地域のデータをもとにしています。
これによると、検索数のトップは東京、次に秋田、広島、大阪、沖縄と続いており、検索数の多い都道府県名は訪日外国人数が多い都道府県と比例していることがわかります。
そして地名としてだけはなく別のものの名称としても使用されているもの、たとえば秋田なら秋田犬、佐賀ならサガントス、高知ならKOCHIに関してはそれに準じていません。
訪日外国人一人当たりの検索数トップは意外にも高知
訪日外国人一人当たりの都道府県名別検索回数をヒートマップ表示したのが上の画像です。これを見るとトップが高知、以下、東京、秋田、佐賀、広島と続きます。
意外にもトップは高知県になりましたが、その理由はインドにあります。インドのケーララ州には、高知と同名の主要産業都市があります。今回の結果にはその都市の検査数も含まれてしまうため、インドからの検索数が多くなり、結果このように高い数値となっているそうです。
また東京、大阪、京都、沖縄といった訪日外国人数が多い都道府県は、総じて検索割合が高い傾向にあることがわかります。そのほかにも埼玉がランクインするなど、興味を引く結果となっています。
東京であれば2020、大阪は万博開催も決まっているため、今後も注目が集まり、訪日外国人が増えていくのではないでしょうか。検索数から参考に、旅行先を組み立ててみるというのも面白いかもしれませんね。
source:DreamNews
image by:Sean Pavone/Shutterstock
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