へそくり平均額は160万円。夫婦円満のためのお金の使い方って?
世の中は「お金」だけではありませんが、お金がなくては生きていけないのもまた事実です。そしてお金は非常にデリケートな問題を含み、人生をともにする夫婦間でも、トラブルに発展することも少なくありません。
11月14日は「いい投資の日」、11月22日「いい夫婦の日」にちなみ、スパークス・アセット・マネジメントが全国の20歳以上の既婚男女を対象に、「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2018」を実施しました。今回はその結果の中から、気になる一部を抜粋してご紹介します。
夫婦の貯金の管理は半数以上が「妻が主導で管理」
全回答者に対し「夫婦の貯金の管理実態」について聞いたところ、「妻が主導で管理」が54.3%で最も多く、「夫が主導で管理」が25.5%、「夫婦別々に管理」が20.2%となっています。いわゆる「お小遣い制」で生活をしている方が多いようですね。
続いて「夫婦の預貯金の残高」を見てみると回答が多かったのは「100万円未満」(19.2%)や「100万円~300万円未満」(22.0%)、「1,000万円以上」(21.5%)となっており、平均額は667万円となりました。
さらに「貯金額に満足しているか」に対しては「満足している」が12.1%、「満足していない」が62.9%、「どちらともいえない」が25.0%となりました。どうやら貯金額に満足できていない人が多いようですね。
老後に備えるためのお金、つまり「老後資金」を毎月確保できているかに対しては「確保できている」が72.0%、「確保できていない」が28.0%となっています。
さらに毎月老後資金を確保できている720名に、老後の備えとしてひと月あたりの確保額を聞いたところ、「1万円~2万円未満」が28.2%、「2万円~3万円未満」が27.9%となり、1万円~3万円が多く、平均額は29,229円であることがわかりました。
なお、老後の備えに満足しているかを聞いたところ、「満足している」が7.3%、「満足していない」が68.3%、「どちらともいえない」が24.4%となっています。