規模がスゴイぞアメリカ人。2019年の旅行トレンド調査inアメリカ
グルメやアクティビティ、絶景など、旅行先を決める基準は人それぞれです。日本であれば、各地の温泉や宿場町を巡る情緒あふれる旅というのもオツですね。それでは、何かと規模の大きいアメリカ人は、一体何を目的として旅行先を選んでいるのでしょうか。
この度、世界最大級のバケーションレンタルサイト「ホームアウェイ」が、2018年のバケーションレンタル需要やそのほかの調査データをもとに、「2019年にアメリカ人がどこでどのような旅をするのかというトレンド予測」を発表しました。さっそく、ご紹介します。
小さい宿ではなく大型施設の利用が増加
日本での旅行の際は、旅館やホテルに泊まるのが一般的です。しかし今回の調査によると、アメリカ人の旅行市場では小さな宿ではなく大型施設の利用が増加していることがわかりました。
さらに宿泊先を掘り下げていくと、城(55%)と大邸宅(25%)の需要がかなり増加しています。宿泊先のひとつとして「城」があることが、まずかなりの驚きです。アメリカならではの規模の大きさを感じますね。
また利用者の最年長はアラフォー世代であり、家族以外の親しい人たちとの大人数グループで大型施設を利用し、リラックスした滞在を好んで選んでいるとのことです。
日本人の感覚としては、城や大邸宅と言われてもなかなか想像できません。以下が実際にレンタルできる、カリフォルニア州の大邸宅です。
カリフォルニア・ワイン・カントリー・エステート
まるで青春ドラマに出てきそうな「カリフォルニア・ワイン・カントリー・エステート」 は、ベッドルームが4部屋、バスルームが3部屋、そのほかにも宿泊するには申し分ない空間が広がります。プライベートプールや広々としたバルコニーもあり、大人数でも自由に部屋を行き来し、リラックスして過ごせそうです。
一見すると宿泊費がかなり高くつきそうですが、1泊1名あたり68ドル、約7,684円とかなりお得です(1ドル113円換算。2019年3月25日~3月29日に滞在した場合の1泊1名あたりの料金として計算)。大人数での旅行の場合は、このような大型の宿泊施設を利用した方が宿泊費を削減することができるそうです。
アメリカ人が普段から好む滞在先
調査では、アメリカ人が普段から好む滞在先も調査したところ、「ウォルト・ディズニー・ワールド」といったテーマパークから近いフロリダ州のレイク・ブエナ・ビスタ、ダベンポート周辺物件が人気ということがわかりました。ホームアウェイでも最も予約される人気の地域です。
アメリカ人の多くが休暇を過ごす場所
2019年にアメリカ人の多くが休暇を過ごす場所としては、オハイオ州コロンバス南西部に位置するホッキング・ヒルズが1位に輝きました。前年比130%以上もバケーションレンタル需要が増加しています。
アメリカ国内で最も美しいと言われるホッキング・ヒルズ 州立公園などがあり、最新の人気観光地に注目が集まる結果になっています。
バケーションレンタル需要が増加しているそのほかの地域
ホッキング・ヒルズに続き、アメリカ国内でバケーションレンタル需要が増加している地域はほかにもあります。今回は急上昇中の2つピックアップしました。
アーカンソー州ニュートン郡
前年比130%ものバケーションレンタル需要が増加しているのは、アーカンソー州ニュートン郡。ニュートン郡は人口約9,000とかなり小さなエリアですが、断崖絶壁に岩が飛び出したポイントがあるオザーク国立森林公園などがあり、小旅行にぴったりなスポットです。
バージニア州ラウドン郡
前年比105%のバケーションレンタル需要が増加したのは、バージニア州ラウドン郡です。首都ワシントンD.Cのすぐ裏側に位置し、多くのワイナリーがあります。ワインのテイスティングやツアーが行われ、ワイン好きにはたまらないスポットです。
今回の調査では宿泊施設の選び方や、日本人がなかなか行かないような注目エリアが見えてきました。ほかの人と被らない場所を求めている方は、アメリカ基準で旅を決めてみてはいかがでしょうか。
source:PR TIMES
image by:Steven R Smith/Shutterstock
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