まるで「おとぎの国」の世界。訪れる人を虜にするチェコ旅行の基本
まだまだ日本人観光客の少ない、中央ヨーロッパに位置する国「チェコ共和国」。ヨーロッパの景色を比喩する言葉として「おとぎ話のような」という表現がよく使われますが、これは絵本の世界を再現したかのような景色が広がるチェコにこそ当てはまります。
中世ヨーロッパの街並みが残るチェコは、子どものころに想像したおとぎの国の風景そのもの。クラシックで風情ある街を歩く喜びは、観光客を魅了してやみません。
世界中を旅する人々からも絶賛されるこの国に、ぜひあなたも足を運んでみませんか?今回は、初めてのチェコ旅行の前に押さえておくべき基本情報をまとめました。
目次
チェコってどんな国?
チェコの正式名称は「チェコ共和国」。ヨーロッパの真ん中に位置する小さな国で、ドイツ、ポーランド、スロバキア、オーストリアに囲まれたEU加盟国のひとつです。
第一次世界大戦の戦火を免れた首都プラハは、たくさんの文化遺産をようする中世の面影を色濃く残す都市としても知られています。
周囲を外国に囲まれたチェコは、さまざまな文化の影響を受けながら発展を続けてきました。
「芸術の都」や「ヨーロッパの心」といった異名を持つプラハを中心に、景観や建築物などが世界遺産に指定されており、街を歩くだけでも心躍るような景色に出会えます。
その一方で、多くの自然が残るのもチェコの魅力。郊外に広がるのんびりとした村々を訪れるのもおすすめです。
チェコの国土や人口は?
チェコの国土は九州ほどの大きさで、その中に約1,064万人の国民が暮らしています。首都プラハの人口は約130万人なので、約1,386万人の人口を持つ東京都と比べると、混雑しているメガシティというよりも、のんびりとした雰囲気の街です。
日本からチェコへの行き方は?
日本からチェコへは残念ながら直行便が就航していません。そのため、ヨーロッパのほかの都市を経由して行くか、中東の都市を経由して行く方法があります。およそ約12〜14時間程度で到着します。
各都市から飛行機で直接プラハへと降り立つのもよいですが、他国と鉄道やバスが繋がっているので、陸路での入国も可能。日本ではできない国境越えを体験できますよ。