現代の桃源郷?日本からの移住先として「マレーシア」が人気の理由

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2019/12/14

人生の後半に移住。「自分へのご褒美」と語る移住者も

バトゥ洞窟image by:Shutterstock.com

マレーシアの移住先として、人気はやはり首都のクアラルンプール。

しかし、他にも世界遺産のジョージタウンがあるペナン島、マレーシアの軽井沢と言われる高原のキャメロンハイランド、マレー半島ではなくボルネオ島にあるコタキナバルなど、日本人が暮らすエリアは点在しています。

筆者もマレー半島の西岸を縦断し、東岸の離島に渡り、ボルネオ島にも取材で訪れた経験があります。

大都市を歩き、ジャングルに分け入って、ウミガメと泳ぎ、民家にホームステイもしましたが、それぞれの場所に良さがあり、中村さんのいう「移住後の暮らし方に選択肢が多い」という言葉にも納得がいきます。

人も優しく、安全で、暑さも慣れればそれほど苦にはなりません。

キャメロンハイランドimage by:Shutterstock.com

もちろん、四季がなく木々の植生が日本と異なり、日本のようなわびさびを楽しむ風土がない、食も文化も人同士のコミュニケーションにも繊細さがどこか欠ける印象がありますが、一方で日本にはない素晴らしい点もいっぱいあります。

現実的にビザ取得の経済的なハードルは50歳以上で下がるため、人生の後半に移住を検討するというケースが一般的になってくるかと思います。人生の後半にマレーシアに移住する人生を、「自分へのご褒美」と語る移住者もいます。

40歳を過ぎたら、定年後はマレーシアに移住してのんびり暮らすという人生設計をスタートしても悪くないかもしれません。日々に違った張り合いが出てくるはず。まずは下見を兼ねて、旅行で訪れてみてはいかがですか?

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翻訳家・ライター・編集者。成城大学文芸学部芸術学科卒。富山在住。主な訳書『クールジャパン一般常識』、新著(共著)『いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日』。北陸のWebメディア『HOKUROKU』創刊編集長。WebsiteTwitter 

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