モテる理由は顔じゃない。古今東西「イケメン」と呼ばれた男性たちの変遷
女性の好みも多様化し始める。江戸時代〜幕末のイケメン
江戸時代に入っても色白・優男はモテの必須条件。一方で、「お金持ち」だったり「男らしさ」や「清潔感」を兼ね備えた男性もモテはじめ、女性の好みのタイプも多様化してきました。
土方歳三(1835年-1869年)
幕末きってのイケメンといえば、新選組の土方歳三(ひじかた としぞう)でしょう。
数多くのドラマやアニメでイケメンキャラとして描かれていますが、写真で見ても本当にかっこいいですね!当時は「鬼の副長」として恐れられながらも、その男前なルックスや生き様に女性からはモテモテだったとか。
池田長発(1837年-1879年)
池田長発(いけだ ながおき)は、江戸時代後期から明治時代にかけて活躍した旗本です。幕末には外国奉行を務め、1863〜1864年の1年の間、遣欧使節団を率いてフランスを訪問。
帰国後に開国論を唱えるなど、インターナショナルなかただったのかもしれませんね。
島津珍彦(1844年-1910年)
薩摩藩主の一門でありながら、貴族院議員も務めた島津珍彦(しまづ うずひこ)。大きな瞳にスッと上がった眉は現代にも通じるイケメンですね。
渋沢平九郎(1847年-1868年)
振武軍の参謀として飯能戦争に参戦し、22歳の若さで自刃した渋沢平九郎(しぶさわ へいくろう)。
現代の俳優さながらの凛とした佇まいがかっこよすぎますね。男性の平均身長が155cmといわれていた時代に、平九郎は約180cmの8頭身。日本人離れした見事なスタイルに惚れ惚れしてしまいます。
しかも剣術は人に教えられるほどの腕前で和歌も詠んでいたそう。
江川英敏(1839年-1863年)
江川英敏(えがわ ひでとし)は幕末の旗本で第37代江川家当主を務めました。静岡県伊豆の国市にあるユネスコの世界遺産「韮山(にらやま)反射炉」を築造したことでも知られています。
- ・スポット詳細記事
- >>>不可能を可能にするんだ。明治の最新技術の結晶、世界遺産「韮山反射炉」(掲載日2020/03/28)
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