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いまはここで応援する。新型コロナと戦う全国の旅館・温泉宿の挑戦

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2020/04/11

2020年4月現在、新型コロナウイルス感染症の拡大が日本の旅行業界を直撃しています。老舗旅館や人気ホテルも例外ではなく、都内最古の温泉宿である「鴎外荘」が新型コロナウイルスの影響で3月末で閉館という悲しいニュースがありました。

このように旅行業界が大打撃を受けるなか、この状況を打破しようと、都内の旅館が部屋に閉じこもる(缶詰めになる)「文豪缶詰体験」なるプランを提供したりと、さまざまなチャレンジをしてSNSでも話題になっています。

もちろん移動の自粛が求められるいま、「泊りに出かけよう」とおすすめはできません。しかし、全国の旅館が見せているファイティングポーズを知らせたいという願いから、今回は新型コロナウィルスに対する旅館などのチャレンジを、ピックアップしてご紹介します。

あくまで現時点の旅行を推奨するものではありませんが、新型コロナウイルス感染症の拡大が収束し、自由に旅行が楽しめる段階になったら、この厳しい時期に戦う姿勢を見せた宿をめがけて、旅支度を始めてみるのもいいかもしれません。

全国に広がる「5670(コロナゼロ)」キャンペーン

加賀温泉郷/石川県

山中温泉image by:Shutterstock.com

最初は宿泊業界で広がる「5670(コロナゼロ)」の取り組みから。例えば、石川県の加賀温泉郷では、「加賀温泉郷5670」キャンペーンが行われています。

その内容は、山代、山中、片山津温泉にある11カ所の宿が4月1日~5月31日までの平日(一部休前日設定もあり)に、5,670円で宿泊できるサービスの提供です。

しかも宿だけでなく、加賀温泉郷にあるレストランも14店が参加を表明しており、それらの飲食店で利用できる567円の割引クーポンも提供されます。

加賀温泉郷とは、例えば過去にTRiP EDiTORで紹介した松尾芭蕉が愛した温泉地です。飲食店でいえば外国人も通い詰める名店「和酒BAR縁がわ」もありますし、同じ加賀温泉郷の片山津温泉には「愛染寺」などのお出かけ先も紹介しました。魅力たっぷりの温泉郷でしたね。

加賀温泉郷以外にも、コロナをもじって、キャンペーンを仕掛けている温泉宿はいくつもあります。


旅乃家リゾート/静岡県

同じような取り組みとしては、静岡県伊東市にある旅乃家リゾートの「コロナに負けるな!春の温泉宿泊プラン」もあります。伊東市とは伊豆半島の東岸にあるまちで、関東では特に温泉で有名な土地。

平日のみ、2名以上の宿泊といった条件がありますが、2020年4月24日まで、旅乃家 宇佐美温泉「海ホテル」の宿泊が、1名5,670円になります。

伊東といえば、お出かけ先に事欠かない伊豆半島の一角にあり、化石持ち帰りもできる「伊豆アンモナイト博物館」などのユニークなスポットもあります。

川端の湯宿 滝亭/石川県

さらには石川県の金沢市にある「川端の湯宿 滝亭」では、チェックイン時にさいころをふって、5と6が出たら、平日に限って5,670円で1泊2食付きのサービスを受けられるといったプランも行われます。

「5670」の取り組み、いろいろな場所で広がりを見せているようですね。

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