片手を上げただけなのに…海外で日本人がついやってしまうNG行動
嬉しいときの「ガッツポーズ」はNG?

最後はガッツポーズです。ガッツポーズは和製英語で、辞書にも、
<(和製英語guts pose)試合に勝ったり物事がうまくいったりしたときに示す動作>(『広辞苑』より引用)
とあります。
元プロボクサーのガッツ石松さんが試合後に見せたセレブレーションをきっかけに、日本でこの呼び名が広まったとされています。このガッツポーズ、場面によってはトラブルの原因になるため、注意が必要です。
例えば、メジャーリーグベースボール(MLB)では、あからさまなガッツポーズが相手への挑発になるため、定期的に乱闘が起こっています。
同じガッツポーズでも、片腕で力こぶをつくり、上腕二頭筋を逆の手でたたくような喜び方は特に要注意です。

フランス語学習者のためのブログサイト『FrenchPod101.com Blog』の「French Body Talk: 20 Fun Gestures for Fluency without Words」という記事によれば、
<Meaning:“Get lost!”>(『FrenchPod101.com Blog』より引用)
と、片腕のガッツポーズがネガティブな意味のジェスチャーになると紹介されています。引用文を日本語に訳すと、「意味は『消え失せろ!』」といった感じ。
相手を威嚇する行動で、これこそけんかになる恐れもあるみたいですね。わかりやすい感じでいえば、中指を立てる動作と同レベルだといいます。
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