実はかなり失礼かも。海外で嫌われる、日本人がしがちなNG行動

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2020/05/23

手で「キツネ」のかたちを作るのはNG?

image by:photoAC

未就学児の子どもが家庭内にいれば、手遊びでキツネをつくって遊ぶ時間もあると思います。人差し指と小指を立て、親指、中指、薬指の先端を重ね、手首から先でキツネをつくる例のしぐさですね。

旅メディアらしく旅行のシチュエーションで考えると、例えば空港の待ち時間に子どもと一緒に手遊びをしながら、キツネの形を手でつくって楽しませるといった場面が、考えられるかもしれません。

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しかしこのジェスチャー、国によってかなり意味に違いがあるとご存じでしたか?

例えばアメリカでは、(少し指の形が異なるものの)「The horn fingers」と呼び、牛の角を表すジェスチャーになります。

ヘビーメタルのロックミュージシャンが「お前ら、いくぞ?」と観客に訴えたり、テキサス州出身の有名プロレスラーがリングインする際に観客をあおったりする場面に使われます。

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牛はテキサス州のシンボル。米テキサス大学のスポーツの試合でも、観客が「The horn fingers」のしぐさをしながら、声援を送る場面が見られます。

一方で、イタリア、スペイン、ポルトガルなど地中海に面したヨーロッパの国々と、同じラテン語を話す南米諸国のアルゼンチン、ブラジル、コロンビアなどでは、このしぐさが極めて不快な意味で使われるといいます。

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意味は「あなたの夫(妻)は、浮気しているよ」。理由として、浮気をされた人には角が生えるとラテン諸国では考えられているからだとか。

シェイクスピアの『オセロー』でも、妻を寝取られた男が「角の生えた男」と表現されています。なかなか見知らぬ人に見せるしぐさではありませんが、念のためリスクを頭に入れておきたいですね。


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