東京はなぜ初体験が遅い?県民性で見る、夜の「ベッドタイム」事情
やっぱり田舎だから?初体験が「早い」都道府県ランキング
第2位 福島県(19.7267歳)
初体験の早さランキングでは「福島県」が第2位にランクイン。パートナー以外との回数では第1位に選ばれた福島県。
山口県民に対しては、明治維新から100年以上経ったいまでも恨みを抱いているなんていわれていますが、県民性としては粘り強く、コツコツと働く人が多いのだとか。そして一度決めたことはところん貫き通す、一途な一面も。
少し古いデータになりますが、2011年「平成23年人口動態統計月報年計」の調査結果によると、平均初婚年齢が最も低いのは夫・妻とも福島県でした。
全国平均は夫30.7歳、妻29.0歳に対し、福島県は夫29.6歳、妻27.8歳と、全国平均よりも早いという結果がわかりました。
「地元の友人はだいたい20代で結婚していました。当時、私は独身だったので、帰省したときは誘いにくいって思うことがありましたね。あと『周りが〜』っていうのが強くて、自分だけ取り残されているという焦りを感じることもありました」(福島県出身)
第2位 青森県(19.7267歳)
早熟なイメージのある都市部を抑えて「青森県」が同率で第2位にランクイン。同県の男性は約19.7歳、女性も約19.7歳というほぼ同じ年齢という結果に。
粘り強さや我慢強さがある県民性が特徴で、「じょっぱり」といわれる頑固なイメージを持たれがちですが、真面目さゆえに一途な人も多いのだとか。
ただ、雪深い地域は冬に外出できないから…という説を裏付ける結果になっているのかもしれません。
第1位 沖縄県(19.6867歳)
初体験の早さランキング第1位だったのは「沖縄県」でした。理性よりも感情で動く人が多く、直感を信じるタイプの県民性です。
そして人懐っこくて優しい、温暖な地域ならではの特徴があります。それゆえに開放的な気持ちになりやすいのかもしれませんね。
都会は遊びがたくさんあるから?初体験が「遅い」都道府県ランキング
第45位 静岡県(20.8000歳)
続いて、初体験が遅い都道府県についてご紹介していきます。今回、第45位だったのは「静岡県」でした。
本州のなかでも温暖な気候で、のんびり屋さんで常識人が多い同県。そして東海道の重要な拠点であったため、人の出入りが多く、社交的なかたが多いといわれています。
一見、開放的なイメージのある静岡県ですが、実は初体験の年齢は沖縄県と比べると約1歳の差があるようです。
第46位 東京都(20.9267歳)
第2位は「東京都」でした。とくに女性がもっとも遅い、全国第47位。流行の最先端で、何事も先をいくイメージのある東京は、江戸時代のころからいろいろな物や人が集まっていました。そのためより良いものを見出そうとする意識が高く、相手を見極めたい、という特徴があるのかもしれません。
また、地方と比べると娯楽も多く、人が多いため警戒心が強いといった一面も。
「周りの友人は大学に入ってからという子が多かったです。なかには早い人もいたみたいですけど、受験勉強があるのでそれどころではないって感じでしたね」(東京都出身)
第47位 奈良県(20.9833歳)
今回の調査でもっとも初体験が遅いのが「奈良県」でした。「京都は着倒れ」「大阪は食い倒れ」、そして「奈良は寝倒れ」という言葉があります。
京都の人は着るもの、大阪の人は食べ物にお金をかけるのに対し、奈良の人はなにもせず寝て身の上をつぶす、といわれていました。このことにおいても関西のなかでは比較的スローペースで、せかせかしていません。
前述した通り、のんびりで穏やかな人が多い奈良県では、「周りの人がしているから自分も」というのではなく、あくまでも自分のペースで物事を運ぶ傾向にあるのではないでしょうか。