東京はなぜ初体験が遅い?県民性で見る、夜の「ベッドタイム」事情
経験人数が多い都道府県ランキング

第3位 東京都(12.3333人)
最後に「経験人数」についての調査結果をご紹介していきます。まず、経験人数が多い都道府県ランキング第3位は「東京都」でした。
初体験の年齢は遅い傾向にありましたが、実は経験豊富な東京都民。最初の相手を見極めたら、そこからはどんどんと進んでいきます。これは東京に人が多く、出会いのチャンスが多いことも大きく影響していると考えられます。
「いろんな人がいるし、遊ぶ場所もひとつじゃないから、誰かとばったり会うことがない気がする。別にもう会わないしって思えば気が楽なこともある」(東京都出身)
第2位 千葉県(12.8467人)
続いて第2位は「千葉県」がランクイン。南北に広い同県は、地域によっていろんな県民性を持ち合わせています。例えば、内房はおおざっぱな性格で人懐こい。外房は気性が荒くて頑固。安房はのんびり屋さんでかかあ天下など、県民性も多種多様です。
そのなかでも東京寄りのエリアは、人とのコミュニケーションがうまく、開放的なタイプのかたも多いのだとか。そしてアクセスの良さが高じて、都内へ出かけやすいこともあり、さまざまな人と出会う機会も多いのが特徴。
「千葉は意外と都会。神奈川と比べると家賃も物価も安いし住みやすい。そして都内に出やすい。ジモトでも遊ぶけど、都内に出るから、いろんな人がいて機会も多いと思う」(千葉県出身)
第1位 沖縄県(13.0400人)
そして第1位は「沖縄県」でした。同県といえば、初体験の年齢が全国でもっとも早い県でもありましたよね。
明るくおおらかで、あまり野心的ではなく、競争よりも助け合いの意識が強いとされています。すると必然的に人間関係が親密になることも、経験人数に関係しているのではないでしょうか。
ちなみに経験人数が少ない都道府県は以下の通り。
- 第45位 広島県(6.7900人)
- 第46位 奈良県(6.6633人
- 第47位 島根県(5.9767人)
第47位にランクインしたもっとも少ない島根県と沖縄県を比べてみると、その差はなんと約7人。かなりの違いが見えてきました。
このように世界で見ると小さな島国の日本ですが、都道府県によって実にさまざまな違いがあります。なかでも県民性には地域の気候や地形だけでなく、歴史的背景も深く影響しているのではないでしょうか。
もちろん、県民性といっても人それぞれ。「◯◯県出身だから◯◯なタイプ」と決めつけるのではなく、県民性を魅力のひとつとしてとらえて、他県の人と交流していきたいところですね。
- 参考:相模ゴム工業株式会社「都道府県ランキング」,「平成23年人口動態統計月報年計」,PR TIMES
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