海を望む天然温泉に、白く染まる絶景も。冬の「京都」おすすめスポット6選

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2020/12/12

1,200年という悠久の歴史を誇る古都であり、日本文化の礎を作り上げた京都。四季を通じて美しく、まさに「都」と呼ぶに相応しい風情が味わえますが、雪に染まる冬もまた格別の壮麗さを見せてくれます。

日本の冬旅行といえば、やはり温泉を選びたくなるもの。そこで今回は、京都で味わえるとっておきの雪景色とともに、この時期だからこそ訪れたい温泉地と、味わうべき美食グルメをご紹介します。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

雪化粧に染まる、京都の冬の絶景へ

美山かやぶきの里

image by:PR TIMES

数々の寺院など、京都といえば贅を尽くした都の建築物が浮かびますが、実は「日本の原風景」といえる茅葺きの民家が現存するエリアがあります。

それが京都府南丹市美山町にある「美山かやぶきの里」。39棟もの茅葺き民家が、いまも大切に残されています。

1993(平成5)年12月、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されたこのエリアは、歴史的建物とともにカフェや民宿もあり、憩いの場所として人気を集めています。

ゆったりと歩きながら散策すれば、まるで「日本むかしばなし」の世界へ迷い込んだような気分に。

image by:PR TIMES

年末~年明けの時期には一帯がすっぽりと雪に覆われ、幻想的な雪景色が眼前に広がります。

1月下旬には、茅葺き民家をライトアップしたり、雪灯籠や竹灯籠の点灯などが行われるイベント「雪灯廊」も開催。

2021年は1月30日(土)~2月6日(土)の期間に行われますが、新型コロナウイルス予防のため、かやぶき民家のライトアップのみ実施予定です。


日本人の心の琴線に触れる、懐かしさあふれる光景を味わえますよ。

福知山城

image by:PR TIMES

大河ドラマ『麒麟がくる』のスタート以来、歴史における評価そのものが大きく見直され始めている、戦国時代のうねりを大きく変えた1人・明智光秀。

その光秀が丹波の拠点としたのが、1579(天正7)年に築いた「福知山城」です。

明治時代に一度解体されたものの、1986(昭和61)年に再建。「野面積み」と呼ばれる、自然石をそのまま生かして組んだ見事な石垣は必見です。

光秀が築いたなかで天守閣を持つのもこの福知山城だけで、雪で真っ白に飾られた壮麗な姿は、光秀の苦難の人生を浄化しているかのよう。

image by:PR TIMES

現在、2021年2月7日(日)までの限定で「福知山光秀ミュージアム」も開館中。大河ドラマの世界に夢中になったかたは、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

天橋立

image by:PR TIMES

日本三景のひとつであり国の名勝、京都のなかでもトップクラスの人気観光スポットである「天橋立」も、一度は冬景色を見ておきたい場所のひとつ。

「天に架かる橋のようだ」と古来より崇められる砂嘴が雪化粧に覆われた姿は、まるでこの世のものとは思えない絶景です。

なかでも「幻の景色」と名高いのが、すべての松の木の先まで雪が降り積もった「幻雪の飛龍観」。

日が昇るとすぐに溶け落ちてしまうため、一瞬しか出会えない貴重な光景です。特に寒い日の朝早い時間を狙って、奇跡の姿を眺めてみましょう。

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