下の毛ないの!?外国人からよく聞かれる「日本への誤解」7選
2. 毎日、お寿司を食べないの?
海外を取材していて、よく聞く誤解は「お寿司」を食べる頻度について。読者の皆さんは、お寿司をどの程度の頻度で、口にしますか?
最近は回転ずしのカウンターでランチを食べる人もよく見ます。その意味で、毎日食べる人もいると思いますが、一般的には少し前まで、お寿司は高級な食べ物でした(江戸時代は手軽なファストフードだったという話もありますが)。なかには、お寿司はたまにしか食べないという日本人も多いのではないでしょうか。
しかし、お寿司の話題が出たときに「きっと誤解しているのだろうな」と思ってお寿司を食べる頻度について説明すると、毎日食べていないという点にとても驚かれます。
例えば、ネパール人は「ダルバート」というカレーのような料理を、ほぼ毎日食べるのだとか。むしろ日々の食のバリエーションは、そのダルバートの具材をどのようにチョイスするかであって、ダルバートそのものをほぼ毎日のように食べているわけです。
同じように日本人も、外国人から見たら毎日のようにお寿司や刺身を食べていると思われている様子。
その理由は、海外で盛んに目にするメジャーな日本食がお寿司だからですよね。言い方を変えれば、日本の食べ物としてお寿司しか知らない外国人も少なくないありません。
そうなると「日本人が毎日お寿司を食べている」という誤解が、自然に広まるみたいです。
とはいえ、日本人にとってお寿司は非日常的な食べ物です。お祝いに、何かの記念に、ふんぱつしたデートに、接待に食べるといったケースが多いのではないでしょうか。
「じゃあ、普段は何を食べるの?」という質問が決まって返ってきて、この問いになかなか上手に答えられない自分がいます。
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