アレンジ力が高すぎる!外国人が日本の「グルメ」でショックを受けた10の理由
3.思ってたのと違う…!甘いタレとふわふわの「ウナギ」/インドネシア出身
古くから親しまれている「ウナギ」といえば、蒲焼を白ごはんの上にのせた鰻重・鰻丼が代表的なグルメのひとつ。ウナギといえば世界的にも親しまれている魚ですが、日本独特の味付けに驚いたという声もありました。
「はじめて『鰻の蒲焼』を食べたとき、あまりの美味しさにびっくりしました。魚に甘いソースをつけるなんて考えたことありませんでした。
でも、ふわっふわの身に甘いタレが絡み合って相性抜群!高級なので、しょっちゅう食べられないところが余計においしく感じますね」(インドネシア出身)
実は、インドネシアの日本食レストランではウナギが大人気なのだとか。蒲焼の甘いタレがインドネシア人の味覚に合い、「うな重」や「うなぎの蒲焼」を好んで食べるかたが増えているそうです。
4.冷たい麺類にびっくり!アレンジの幅が豊富な「そうめん」/セルビア出身
さっと茹でて、つゆにつけるだけで食べられる「そうめん」は、日本の夏の定番料理。手軽で時短にもなるので、ある意味「家庭のファストフード」なのかもしれませんね。
そんなそうめんは、セルビア出身の方からすると驚きの食材になるようです。
「とてもシンプルなそうめんは、日本独特の料理だと思いました。ヨーロッパの国々では冷たい麺類の料理はほとんどないので、とても新鮮に感じたからです。
生姜、ねぎ、揚げ玉、わさびなどの薬味の種類が豊富で、自分の好きなようにカスタマイズできるのも大変魅力的でした。
あと僕の知る限り、『ダシ』はヨーロッパにありません。風味豊かなダシの味を十分に楽しめるそうめんは、和食を楽しむという観点からもとても良い食べ物だと感じました」(セルビア出身)
そうめんはシンプルな風味ゆえに好みにカスタマイズできるのが魅力ですよね。
パスタのような「洋風そうめん」や沖縄名物「そうめんチャンプルー」、温かいダシで煮た「煮麺」のように、多様にアレンジすることができるので、変幻自在な食材なのかもしれません。
アレンジの幅が広いからこそ、多様な食文化にマッチするはず。これから知名度が上がれば、さらに人気が出る食材ではないでしょうか。