告白前にベッドインは当たり前?日本と海外の意外な「恋愛」常識
日本人はお互いの気持ちを確認すべく、どちらかが告白して恋人同士になるのがセオリー。
しかし、アメリカ出身の男性によると「日本のように彼氏・彼女になって下さいという告白は一切なし。告白をする人はかしこまりすぎて、相手に不思議に思われる可能性があります」とコメント。
段階を踏んで距離をつめるのは海外では堅い人と思われてしまうそう。実際、告白なしでどのように進展していくのか、詳しく伺ってみました。
告白しない派「お互いの相性を確かめる」
「相性のよさが重要なので、電話やチャットでたくさん話したりデートを重ねてお互いを知っていきます。身体の相性も大切。付き合う前に確かめてから今後どうするかを考えます。告白する文化はないですが、『あなたが好き』という愛情表現はしますよ」(チェコ共和国出身)
「アルゼンチンは付き合うとか告白するという概念がありません。デート初日にベッドインしちゃう人もいれば、気が合うからと告白もなしに何年も一緒にいる人もいる。むしろちゃんと段階を経てお付き合いをする人は、めずらしがられるかちょっと堅い人だと思われます」(アルゼンチン出身)
告白しない派の多くは、付き合う前にベッドインまで進展することが多い様子。付き合う前から身体の相性を知っておきたいとの意見も多く聞かれました。
「アメリカ人の彼は、同時進行で何人かとデートしながらいい人を探していたみたいです。日本だと軽い人に思われそうですけど、実際にいろんな人と会ってみないと相手のいいところってわからないから、同時に複数人と会うのは効率的ですよね」(パートナーがアメリカ出身)
確かに、付き合ってから後悔するより、付き合う前に相手をできるだけ知っておくのは、お互いのためにもいいかもしれませんね。
「日本のような告白文化はないから、体の関係を持っていたとしても彼氏彼女ではありません。お互い気になっててベッドインすることもあるし、パーティで気が合った流れで関係を持つとか。恋人かどうかの線引きはわかりづらいかもしれないです(笑)」(ニュージーランド出身)
告白文化に慣れている日本人からすると「曖昧な関係はモヤモヤする…」と感じてしまうもの。 ですが、きちんと告白をして段階をふんでいく国のかたもいるようです。
告白する派「しっかりと段階をふんでいく」
「デート→告白→付き合うという流れが一般的です。デートでお互いの相性を確かめ、この先も一緒にいられるかを慎重に判断していきます。告白もした上でお互いが恋人同士であることを認識します」(スウェーデン出身)
「友だちになって間もないころは、グループデートが多めかな。そのあと2人でデートするようになったら告白して…と割としっかり段階を踏んでいきます。少なくとも自分はベッドインが先になることはないですね」(カナダ出身)
「ほとんどのカップルは付き合ってからベッドインの流れなので、恋愛のセオリーは日本人とあまり違わないんじゃないかな。強いていうなら好きになってから告白までの展開が早めで、片思い期間に時間をかけない人が多いかも」(中国出身)
このように告白文化があったりなかったり、国によってさまざまなようです。