ベッドタイムに備えて。海外の「ゴム」の呼び方が不思議で面白すぎる
グローブ/イタリア
地中海の海岸線を持つヨーロッパの国・イタリア。情熱的で陽気、そして家族を大切にする人が多い国といわれています。そんなイタリアでは、ゴムのことを「グローブ」と呼ぶのだとか。
イタリア語では「GUANTO(グアント)」と書き、英語では手袋を意味するグローブです。ギリシャと同じように何かをかぶせる、または保護するという意味から由来しているのかもしれません。
イタリアは自動販売機の設置台数が多く、その数はヨーロッパ1位で約81万台(2017年時点)。もちろん現地では日本と同じようにゴムの自動販売機が存在しています。
また、日本ではイタリアのアパレルブランド「BENETTON(ベネトン)」とオカモト社がコラボしたゴムが、コンビニ限定で販売されています。カラフルで華やかなパッケージを目にしたことのあるかたも多いのではないでしょうか。
愛のグローブ/オーストラリア
インド洋と太平洋に囲まれた国・オーストラリアでは、ゴムのことを「愛のグローブ」と呼んでいます。距離にすると1万キロはゆうに離れた国でありながら、イタリアと同じ言葉が使われるとは。国は違えど、考えること皆同じなのかもしれません。
先述したDurex社の調査によると、「初めて性教育を受けた年齢」はオーストラリアでは11.9歳。世界平均は13.2歳からなので、ドイツやオランダと並んで、早い年齢から性教育をスタートすることがわかります。
避妊や性行為の正しい知識を身につけるだけでなく、感受性の豊かな時期だからこそ、他人との関わり方や愛情の大切さも積極的に教えているのかもしれませんね。
ちなみにオーストラリアのメーカー「CondomSales」によると、2020年の新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ゴムの売上高が3倍になったと報告されています。
同社は「買いだめを奨励しませんが、供給が不足している場合は、数カ月先に必要なものを手に入れるための良い時期かもしれません。元気で安全にプレイしてください」とコメントしています。
さて、次からは海外の「ベッドタイム」事情や「夜のお誘いワード」をご紹介。その国の人からお話を伺った、あくまで個人の話ですが、意外な一面を垣間見ることができるかもしれません。