そんな言葉…人前でヤメて。日本語に聞こえちゃうHな外国語
「来るわ」/インドネシア語
次は、インドネシア語で絶頂を迎える言葉が日本語に聞こえるという話です。
インドネシア語は、第二次世界大戦前まで「マレー語」と呼ばれていたそう。もともと、インドネシアの西側や、その西側に近いマレー半島で、交易の際に使われていた共通の言語がマレー語でした。
<この一帯の共通語として使われていたマレー語をインドネシア語と呼んで民族独立の表現手段とし、1945年の独立後に公用語とした>(講談社『世界の主要言語がわかる事典』より引用)
そのインドネシア語で、絶頂時に口にする言葉と言われるのが「Keluar」。
正確な発音は「クルアル」ですが、各種の翻訳機に打ち込んで発音を聞くと「来るわ」に聞こえなくもありません。
「Keluar」の意味は「出る」「出かける」。英語に翻訳すると「exit」「move out of a place」「appear」と辞書に書かれているので、意味は同じく「出る」「行く」といった感じ。行為の頂点に達する時、何かが出ていく、あるいは、絶頂の彼方へ心身が飛んでいくような感覚を表しているのでしょう。
そう言われると日本語で絶頂を表現する時も、似たような雰囲気の言葉を使います。根幹の部分が、似ているのかもしれませんね。
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