フランス大使館も公認、青森の新・名物になりそうな「八戸ブイヤベース」

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2018/01/24

2月1日から3月31日まで、青森県で「八戸ブイヤベースフェスタ2018」が開催されます。これは「食を通じて八戸を世界に発信すること」を目的としたグルメの祭典で、八戸市内外レストラン16店舗が、地元の魚介をふんだんに使った八戸ブイヤベースの料理を提供します。でも、なぜ青森県八戸で?

青森県・八戸でなぜ南仏料理?

八戸プラザホテル
【画像クレジット:八戸ブイヤベースフェスタ2018】

寒い季節は体を芯から温めてくれる鍋に限ります。そんな思いが食の一大イベントになったのが青森県の「八戸ブイヤベースフェスタ」。2月1日から3月31日まで、市内のホテルやレストラン16店舗で開催されます。

スタートしたのは2012年、「八戸ハマリレーションプロジェクト」という八戸の水産業に関わる有志が仕掛けたものとか。目的は「食を通じて八戸を世界に発信すること」。水産業を核にした若い世代や女性を取り込めるイベントということで、なかなか画期的です。八戸市全体としても盛り上がることでしょう。

開催は今年で7回目。全国から多くの観光客を集め、2年目よりフランス大使館からの後援も受けていますブイヤベース南フランスの伝統料理。魚やエビ・貝などのたくさんの魚介に、セロリやタマネギなどの香味野菜、トマトやじゃがいもなどを加えたスープ料理です。

では、なぜ八戸でブイヤベース?

もともと魚介類の水揚げが豊富な港町・八戸にはぴったりの料理。地元の漁師たちは昔から自分たちで獲った魚介類の漁師鍋を作って食べていました。

ただし、八戸にはフランスとは一味違うルールがあります。

一つ目は、地魚を4種類以上入れること。地魚が豊富な八戸ではそう難しいことではありません。

むしろ、二つ目は店の腕の見せどころかも。「八戸流は2度おいしい!」というのがルールにあり、ブイヤベースのスープをベースにしたもう一皿をつくってもらえるんです。


身を食べた後のスープを使って、スープパスタや、リゾットなどの美味しい〆を用意するお店や、ブイヤベースにオリジナルソースを加えて味わいを変化させるお店など、様々。

本場ブイヤベースで必ず使われるサフランやフェンネルといった材料に加えて、地元産のにんにくやトマトなどの野菜、ハーブ類をたくさん使います。フランスのブイヤベースと日本の魚介料理のマリアージュともいえるでしょう。

ブイヤベースに個性を込める

どんなブイヤベースが提供されるのでしょうか。

地元のフレンチ、イタリアン、ポルトガル料理店なども参加しているようで、期待が持てます。腕自慢のシェフが日ごろの料理の腕を振るう場でもあるのですから。ホームページに参加店舗の一覧が掲載されているので、いくつかピックアップしてみました。どれも個性的で選ぶのに苦労します。(ただし、この一覧は2017年のものです。2018年の参加店はこちらで確認してください。2018年にはまだ詳細が記載されていません。)

ただし、お出かけの際はご注意を!フェスタ期間中は全国からブイヤベース目当ての人が集まります。提供するのは小さな店も多いそうで、予約は必須。また、〆の料理も変更の可能性があるので、お店でご確認ください。前日1月28日には八戸パークホテルでオープニングパーティーも開催されます。

今年は見るからに美味しそうなブイヤベース料理がお目見えします!

◆グランドサンピア八戸

グランドサンピア八戸
【画像クレジット:八戸ブイヤベースフェスタ2018】

◆カーサ・デル・チーボ

カーサデルチーボ
【画像クレジット:八戸ブイヤベースフェスタ2018】

◆ボワラ

ボワラ
【画像クレジット:八戸ブイヤベースフェスタ2018】

◆ル・ムロン・デ・オワゾ

ルムロンデオワゾ
【画像クレジット:八戸ブイヤベースフェスタ2018】

◆八戸プラザホテル

八戸プラザホテル
八戸プラザホテル【画像クレジット:八戸ブイヤベースフェスタ2018】

八戸ブイヤベースフェスタ
2018年2月1日から3月31日
公式サイト

  • source:八戸ブイヤベースフェスタ
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
  • ※本記事は一部修正しています(2018年1月25日)
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シニアライフアドバイザー。2000年から団塊・シニア世代のライフスタイルや動向を調査し、発信中。全国各地の自治体で「地域デビュー講座」の講師なども務める日々。当事者目線を重視しています。

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