身だしなみに言葉遣い…既婚者に聞いた「親への挨拶」を乗り越えるコツ

人生でさまざまに起こるライフイベントのなかでも、最大のハイライトといえる「プロポーズ」。

しかし、それを経たあとにもまだ大きな壁が待っています。それが、お互いの両親へと対面する「実家への挨拶」です。無事に夫婦となった方々は、その瞬間をどのように体験したのでしょうか。

恋愛・結婚にまつわるさまざまな情報を発信する「アニヴェルセル総研」が、全国の20代~30代の既婚男女412名のかたに「親への挨拶」について調査を行いました。

2021(令和3)年を迎えて、最新の挨拶事情はどうなっているのか、早速ご紹介します。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

タイミングはさまざまあれど、印象は清潔感、上品さ、言葉使いがキーポイントに!

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「初めて相手の親に挨拶したのはいつですか?」という質問では、34.5%で「結婚が決まってから」が1位となりました。

付き合っている間から親へ顔を合わせる機会が多かったり、交えて遊んでいたりする場合もありますが、多くの場合は結婚が確定してからとなっているようです。

2位は24.8%で「付き合って1年以上経ってから」がランクイン。結婚する前に付き合う期間として最も多い「2年」。ほど良い交際期間が過ぎ、そろそろ親へ挨拶をしても、2人の仲が揺らぐことはない時期といえそうです。

3位は22.1%で「付き合ってすぐ」(22.1%)がランクイン。晴れて両想いになり、恋愛テンションが最大に上がっているタイミングも、実は挨拶に最適なのかもしれません。親から公認のお付き合いは、安心感も非常に高そうですね。

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4位は13.6%で「同棲するとき」がランクイン。入籍はせずとも、ある意味では結婚したのと変わりない日々がスタートする「同棲」。結婚へのカウントダウンとして、このタイミングでケジメをつけておくのも、良い印象を与えられるのではないでしょうか。


5位は2.9%で「わからない」がランクイン。気が付いたら親とも仲が深まっていたりするなど、改めて「挨拶」とかしこまらなくても良かったというご夫婦も多いかもしれません。

6位は2.2%で「相手の親に挨拶していない」がランクイン。離婚や死別、遠方に住んでいるなど、親との間柄や家庭にはそれぞれ事情があるもの、親に挨拶をせずとも幸せな結婚生活を送っているご夫婦もいます。

 

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続いて「初めての相手の親への挨拶で気にしたマナー服装はありますか?」という質問の回答を見てみると「カジュアルすぎる服装で行かず、ワイシャツを着た(20代男性)」「キレイめの清潔感がある服装と挨拶(30代女性)」と、「正式な場」という意識を持ち、カジュアルさを避けたという回答が多数寄せられました。

また「スーツで事前にヘアスタイルを整えるなどの身だしなみ(30代男性)」「スーツで手土産を持っていき、必ず下座にいくように意識した(20代男性)」「手土産やちゃんとスーツを着て行った(20代女性)」「手土産をもって、きれいめなワンピースを着て行きました(30代女性)」と、服装だけでなく「手土産」も大きなキーワードになっています。

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高価すぎず安価すぎず、大袈裟すぎずにセンスの良い手土産は、挨拶の導入時に最高の武器となるもの。自身の地元の特産品や、最新の美しいお菓子など、お相手の親の好みをさりげなく探っておくのも良さそうです。

手土産専門のWebサイトなども多くなっているため、用意も楽しい時間のひとつになるのではないでしょうか。

「派手すぎないような服装を心がけて、第一印象を良くするようにした(20代女性)」「露出の少ない服装、低いヒール、派手でないメイク、笑顔(20代女性)」「腕時計が派手すぎないように(20代男性)」「派手じゃない落ち着いた格好で行った(20代女性)」など、「派手じゃない」というのもポイントに。

普段のファッションやメイクがお相手には高ポイントでも、親には全く別の印象を与えてしまうかもしれません。親へ良い印象を残せるように気遣うのは、お相手への思いやりにも繋がるかもしれませんね。

「丁寧な言葉遣い、服装は派手すぎずラフな格好で(20代女性)」「清楚な服装で、言葉遣いなどに気をつけた(20代女性)」「言葉遣いを気を付けた。彼を立てるように心がけた。(20代女性)」と、「言葉使い」も気を付けたい部分となっています。

服装や言葉使いをあまり気にしないという親だったとしても、「派手で下品な人より清潔感がある上品な人と結婚してほしい」と思うのが、子どもの幸せを願う親心というもの。せめて挨拶の日だけでも、親を存分に安心させてあげる印象を残すのが優しさかもしれません。

ほかには「いつも通りの姿を見せた(20代男性)」「付き合っていたときから何度も会っていたので、特に気をつけたところはない(30代男性)」「ラフになり過ぎないように及び相手に気を遣わせないようにカジュアルに(20代男性)」「かしこまりすぎない(20代女性)」という意見も。

普段から申し分ない姿だったり、親のことを良く知っていたりする場合は、あえて作りすぎないほうが良い1日となるかもしれません。おさえておきたいポイントはあれど、最終的に仲良く楽しいひとときとなることが大切だといえそうです。

結婚に際しての「親への挨拶」について、リアルな意見の数々が寄せられました。

経験者たちの意見を見ると、タイミング印象が結果を左右することがわかります。アンケートを参考に、挨拶の成功に向けてイメージトレーニングをしてみてはいかがでしょうか。

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平成生まれ、神奈川県川崎市出身、浅草在住。雑誌・Webの編集者です。ライターとしてフリーランスでも活動しています。ホテル宿泊マニアで、お酒とカメラとドライブが趣味。

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