韓国で怒られるかも?日本人が海外で思わず言っちゃいそうな「NG」ワード
私たちが何気なく使っている日本語が、海外では意外な意味に聞こえてしまうケースも少なくありません。例えば、連絡を受けたときに「メールだ」というのはイタリアでは控えたほうがよかったり、一見すると問題なさそうな「靴」がオランダでは大変失礼な言葉になったり。
このように当たり前に使っている単語でも、国や言語が違えば意味も全く異なってきます。そこで今回は、外国人の前で注意しておきたい「日本語のNGワード」についてご紹介していきましょう。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
工場/韓国語
韓国旅行ではどこへ行きたいですか?歴史を感じる観光地といえば、景福宮や北村韓屋村などがあげられます。
個人的にはいつか釜山へ船で行ってみたいなと思いますが、なんであれ旅行中に景色を眺めていて目立つ建物があったと仮定しましょう。しかし何の建物か分かりません。
ガイドブックにも書いていませんし、ネットにも載っていない。「なんだろう?」と一緒に旅する人としゃべっていて、そのうちに建物の形状からAさんが「なんかの工場?」といったとします。
その発言を受けBさんが「工場はないでしょ?」と否定したので「工場だよ。工場」とAさんが再反論。
B「工場?」
A「工場」
疑うBさんと断固主張するAさんのやり取りが以上のように続いたとします。
このとき会話の聞こえる距離に韓国の人がたくさんいたとしたら、恐らく多くの韓国人が皆さんに視線を向けてくる可能性があるのです。なぜなら、ケンカが始まったと誤解するからですね。
日本語の「工場」は韓国語で音写すると「コジョオ」といった感じ。韓国語・英語の辞書を調べると「get out」だとか「go away」などの意味が書かれています。
日本語にすると「あっちへ行け」「失せろ」と命令している感じ。しかも、すごく怒っているときに使う言葉みたいです。
日本人らしい2人の旅人が「あっちに行け」「失せろ」と言い合っているわけです。どちらもそれほど怒っていないと顔を見て分かれば単なる偶然の響きだと理解してくれるはず。ですが、
A「工場。工場」
B「工場?」
A「うん、工場」
という会話だけを切り取って聞いたら恐らく多くの人が勘違いをします。相手が韓国人だった場合、誤解を与える恐れもありますので注意したいですね。