「月給18万、忍者急募。」に合格した忍びたちが、中部国際空港に参上!
2016年6月4日・5日の2日間、愛知県にある中部国際空港セントレアに忍者が現れました。彼らは愛知県の観光PR大使「徳川家康と服部半蔵忍者隊」。
海外でも人気の高い「NINJA」を、自治体がオフィシャルに募集したことで世界中から注目を浴びるようになりました。忍者が空港でお出迎えするという「NINJA空港プロジェクト」を紹介します。
世界が大注目する「忍者集団」がお目見え
ときは平成。かつて徳川家康が天下を統一し、名古屋嬢を普請した尾張国に、いま再び服部半蔵忍者隊がよみがえる……!
いきなり仰々しく書き出してしまいましたが、何のことかといえば、愛知県の観光PR大使「徳川家康と服部半蔵忍者隊」のことなのです。たかが一地方の観光PR大使などと、あなどることなかれ。
過去にTRiP EDiTORでも紹介した「名古屋おもてなし武将隊」の記事のメンバー募集の時点から「日本のアイチがオフィシャルにNINJAを募集している!」と世界中から注目され、2016年5月5日のお披露目の際には国内外のメディアが多数詰めかけました。
忍者大募集の過去のポスターちなみに、これが当時のメンバー募集のポスターです(現在応募は締め切られています)。知事ったら、なんておちゃめ!
それにしても、お披露目会だけでいきなり「Ninja」とともに「Aichi」の名前も大きく世界に報じられたのですから、忍者隊ったらいい仕事しています。
現在までに取材があった海外系メディアは、イギリスのBBC、世界三大通信社の一つAFP、さらにはナショナルジオグラフィックなど。ほかにもドイツ、スペイン、アイルランド、マレーシア、中国、オーストラリアなどのたくさんの国のメディアで取り上げられました。その反響に驚いて日本のメディアが追随するという、逆輸入型の盛り上がり方が珍しいですよね。
それではここで、とてもかっこいい「徳川家康と服部半蔵忍者隊」のプロモーションビデオをご覧ください。
忍者隊の本拠地・名古屋城を中心に、次ハイスピードカメラやアクションカムなどの最新技術で撮影された忍者たちの超人的な動きに、きっと魅了されることでしょう。