そうだ夜空を見上げよう。美しい「星空」で観光客誘致がじわじわ人気
なぜいま、「宙ツーリズム」が注目され始めた?
「宙ツーリズム」が注目され始めた理由について考察してみました。
「宇宙」や「星空」はなじみ深い存在であり、魅力的だと感じる人が多い一方、プラネタリウムなどで見学したり個人的に観察に行くなど、「宇宙」や「星空」をメインとしたツアーは、今まで多くは見られませんでした。今までのツアーで目玉になるのは「夜景」が多く、「星空」にスポットライトがあたる機会は多くなかったように思います。
例えば「都会」や「都市域」に住んでいると、ビルや街頭の明かりばかりを見るため、星空を見に行こうとか、その先の宇宙に想いを馳せる機会が減ってしまっていたのではないかと思います。
その反面、「田舎」や「地方」と呼ばれる地域では、比較的家屋や街頭が少なく星空が見えるのが当たり前になっており、その貴重さに気付かないことが多かったのではないでしょうか。
今まで当たり前のように見上げていた夜空が、実は貴重な「観光資源」だと世間が気づき、「宙ツーリズム」として発展していっているのかもしれません。
今回紹介した鳥取県や長野県以外にも全国各地の自治体や企業で「宙ツーリズム」が広がっています。日本の「星空」が 地域活性化や旅のきっかけになるのは嬉しいですよね。
ところで最近、夜空を見上げることがなくなったという方もいるのではないでしょうか。ふと夜空を見上げると、なぜか幼少の頃を思い出すといいますか、どこかノスタルジックな感情も湧き上がるような気がします。夜空の向こうにはきっと懐かしい思い出も浮かび上がるはず。
この夏は、日本の美しい星空を目当てに旅するプランを計画してみてはいかがでしょうか。
(C)鳥取県