歴史から消えた巨大都市。謎多き古代遺跡「テオティワカン」
頂上からの絶景を楽しむ【太陽のピラミッド】
駐車場からお土産屋さんを抜けると、目の前に太陽のピラミッドが見えてきます。
近くで見ると、圧倒される巨大さです。外側のピラミッドの中に、もう1つ小さなピラミッドが隠されているのだとか。高さは65m、頂上までの階段は248段です。途中に何度か大きな踊り場があるので、休憩しながらゆっくり上ることができます。
上るのは少し大変ですが、そのぶん頂上からの眺めは最高です!
北側に、月のピラミッドが見えます。
太陽のピラミッドの頂上には、かつて神殿が立っていたと考えられています。年に2回、太陽がピラミッドの真上に来るように、そして真正面に沈むように設計されていて、当時の文明の高さがうかがえます。
こちらは南側の景色です。遠くに見えるのは、豊穣の神「ケツァルコアトル」の神殿。少し距離がありますが、こちらも人気の遺跡です。
高さ20mのケツァルコアトル神殿は、発掘されてからまだ日が浅いため保存状態が良く、ところどころカラフルな塗料の跡が残っています。
神様や巻貝などの彫刻が立体的に突き出しており、中でも人気なのが、羽毛が生えた蛇の姿をした「ケツァルコアトル」。アステカ文明にもよく登場する神様です。
では次に、死者の道を歩いてみましょう。
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