一生に一度は行きたい、中部・近畿エリアの風情感じる「小京都」5選
郡上八幡/岐阜県
岐阜県の「郡上八幡(ぐじょうはちまん)」は、編集部内でも「ぜひ行ってみたい」の声がたくさん集まった人気エリアです。
同所の見どころは、なんといっても日本最古の木造再建城の「郡上八幡城」です。国の重要伝統的建造物保存地区にも指定されています。そして、古い町並みに美しい水路などは小京都の名にふさわしい風情をかもしだしています。
また、踊り下駄作りなどの体験が楽しめる町としても人気です。個々の下駄は、日本三大盆踊りのひとつに数えられる「郡上おどり」に欠かせないアイテムなのです。
伊賀上野/三重県
三重県の「伊賀上野」といえば、何といっても忍者「伊賀の里」をイメージしますね。そして松尾芭蕉を生んだ城下町としても有名です。
この街のシンボルとなっているのは白く美しい「白鳳城」「伊賀上野城」とも呼ばれる上野城です。そのほかにも、江戸時代のお伊勢参りブームに宿場町としてにぎわった初瀬街道などがあり、「伊勢街道の小京都」と呼ばれています。
出石/兵庫県
兵庫県の「出石(いずし)」は兵庫県豊岡市にある地区で、かつての出石城の城下町でした。整備された町割が碁盤の目状であることなどから、「但馬の小京都」と呼ばれており、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。
出石は小京都として有名であるとともに、出石そばの産地としても有名です。出石そばの特色は、1人前が5皿で提供されること。出石には小京都の風情を味わいたい観光客とともに、全国からそば好きが訪れるそばの名所でもあるのです。
中部・近畿エリアに絞ってみても、これだけの「小京都」が日本各地にあるのは驚きですね。それぞれの街には、京都風情が楽しめるだけでなく、グルメやその地域特有のイベントなど、楽しめることがたくさんあります。ぜひ、家族や友人、恋人と、小京都を堪能してみてくださいね。
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