郷愁誘う異国情緒も魅力。人気「アジア太平洋」渡航先ランキング
香港、マカオ、東京など、世界的も人気の高い観光地が集まっている「アジア太平洋地域」。この度、そのエリアを対象に、アメリカのMastercardが「2018年度アジア太平洋渡航先ランキング(Asia Pacific Destinations Index 2018)」を発表しました。
このランキングは海外からの渡航者数(1泊以上)と渡航先都市での消費額でアジア太平洋の160都市をランク付けしています。はたして日本の都市はランクインしているのでしょうか。さっそく、見ていきましょう。
第10位 バリ島(インドネシア共和国)
10位にはインドネシアのバリ島がランクインしました。バリ島は首都ジャカルタがあるジャワ島のすぐ東側に位置しています。
1年を通じて気温の変化はほとんどなく、年間の最低平均気温は約24度、最高平均気温は約31度です。こう聞くと暑い街に思えますが、暑さは海からの風によって和らげられており、穏やかな気候が魅力です。このように1年中が旅行シーズンともいえる気候のバリ島は、世界各地から観光客が絶えません。
バリにはウルワツ寺院、タナロット寺院、テガララン・ライステラス、キンタマーニ高原、ブサキ寺院、バリ・サファリ&マリン・パーク、タマン・ウジュン宮殿など数多くの歴史的な観光地が存在します。さらに施設が充実したホテルも多くあり、宿泊から観光まで、文句のつけようのない素晴らしいリゾート地です。
第9位 大阪 (日本)
9位には日本の大阪がランクインしました。大阪は「歴史」、「食い倒れ」、「近代都市」とさまざまな魅力を持った街です。歴史好きには、なんといっても豊臣秀吉ゆかりの大阪城です。もちろん市民にも愛されている大阪のシンボルで、世界中から多くの観光客が連日訪れています。
グルメなら、道頓堀通りや法善寺横丁などで、お好み焼きや串カツ、たこ焼きなどを堪能できます。大阪はとにかくさまざまな顔を持つ、日本有数の観光地ですね。
第8位 パタヤ(タイ)
8位にランクインしたタイのパタヤ(パッタヤー)は、首都バンコクから約160kmの位置にある、タイ国内でも代表的なリゾート地です。パタヤを楽しむなら、パタヤ湾に面して南北にカーブを描くように約4km続くビーチ「パタヤビーチ」は外せません。
「パタヤビーチ」の中にはアミューズメント施設「パタヤ・パーク」、水族館「アンダーウォーター・ワールド・パタヤ」、テーマパーク「パタヤ水上マーケット」など、さまざまな施設がそろっています。
喧騒を少し避けたいのなら、パタヤ・ビーチの次に有名な「ジョムティエン・ビーチ」で、美しい海を見ながらゆっくりと過ごすのもいいですね。
第7位 香港(中国)
7位にランクインした香港といえば「100万ドル夜景」と称賛される夜景の美しさが魅力です。ヴィクトリア・ピークからの眺めはまさに圧巻で、それをもとめて世界中から多くの観光客が訪れます。
香港は長い間イギリスの植民地であたため、アジアと欧米の文化の混ざり合う、エネルギッシュな街でもあります。夜景だけではなく、グルメやショッピングなど何度も行きたくなる魅力が満載です。治安も良く、日本人ならビザ無しで90日間以内の滞在が可能です。