本場より美味いもの多すぎ。訪日外国人が驚いた「ニッポンの常識」

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2019/06/22

人生を80年以上の長期スパンで考えられる/モルドバ共和国出身

最後は寿命について。ルーマニアの隣に位置するモルドバ共和国出身の女性は、日本人が「人生を長い目で考えられる」ことに驚いたようです。

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日本は世界屈指の長寿の国で、医療体制健康的な食生活が充実しています。そして日本に暮らす人たちは、当たり前のように人生を80年以上の長いスパンで考えられる点が素晴らしいと思います。

実際に、元気なお年寄りに会ったとき、健康のために運動をしたり楽しいことを考えていて素敵だと感じました。(モルドバ共和国出身・30代)

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米CIA(中央情報局)によると、2018年に生まれた日本人の平均余命は、男女平均で85.5年とされています。つまり、85.5歳まで生きられる可能性が高いのですね。

一方で2018年に生まれたモルドバ共和国の子どもたちは、男女平均で平均余命が71.3年。日本人よりも十数年、予想される平均余命が短い計算になります。

もちろん平均余命はあくまでも期待値ですが、モルドバ共和国出身の方からすると、2〜3年ではなく、80年という長い期間の人生設計を考えられることに驚いたみたいです。

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このところ日本では人生80年どころか、人生100年という言葉が盛んに使われるようになってきました。

私たち日本人からすると、将来や老後について考えることが当たり前になっていますが、時間に対する考え方が異なるのかもしれませんね。聞いていてとても新鮮な思いがしました。

以上、訪日外国人が驚いた日本では当たり前のことについてご紹介しました。私たちが普段、何気なく過ごしていることでも、外国人の方にとっては意外なニッポンの常識なのかもしれませんね。

みなさんも外国人の方と交流するとき、または海外旅行へ出かける際は、いつもとは違う視点で日本を見てみてはいかがでしょうか。新しい日本が発見できるかもしれませんよ。

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翻訳家・ライター・編集者。成城大学文芸学部芸術学科卒。富山在住。主な訳書『クールジャパン一般常識』、新著(共著)『いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日』。北陸のWebメディア『HOKUROKU』創刊編集長。WebsiteTwitter 

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