東京都、だけど別世界。自然豊かな「伊豆大島」観光のススメ
東京を忘れる、美しい四季感じるイベントやグルメも
通年観光を楽しめる伊豆大島には、四季を感じるイベントやアクティビティもたくさんあります。
早春は椿まつりが毎年開催され、2月下旬から3月中旬まで見ごろです。4月になると、大島桜と一緒に楽しむことができます。
夏は何といっても海水浴やスノーケル、キャンプですね。前述の砂の浜は砂が黒いため、昼間は太陽の熱を受けて熱くて歩けないかもしれません。
涼しい時間帯を狙ったり、肌が露出するサンダルでなくスニーカーをおすすめします。
自然豊かで彩りを楽しめる伊豆大島なら、秋はその風景を楽しむサイクリングやトレッキングがおすすめです。島の南西部の大島一周道路なら、海を横手に高さ約24m、長さ630mの地層切断面を見ることができますよ。
真夏とは違う景色を見ることができるダイビングや釣りも、秋を見つけるにはもって来いのアクティビティですね。
冬は温泉と美しい夜空が外せません。海に囲まれた伊豆大島は、新鮮な魚介類も楽しめるので、温泉にゆっくり使ってグルメを楽しみ、夜が深まったら東京とは違う明かりの少ない環境で、実は美しい東京の夜空を堪能してみてください。
伊豆大島の名物といえば、新鮮な魚の切り身に島でとれた唐辛子醤油で漬けた「べっこう」です。お店では寿司や丼もので提供するところが多いですね。
そのほかにも、伊勢えびの天丼、ハンバとよばれる海苔を使ったハンバめし、くさやも忘れてはいけません。さらに大島牛乳から作られたプリンやケーキ、明日葉を使ったそばやてんぷら、なんとかき氷もあります。
食べ物だけでなく、焼酎も絶品です。島唯一の酒蔵である谷口酒造では「ここでしか造れない、美味しくよいものを」というこだわりで、三原山の湧き水を使った美味しい焼酎を作っています。
また、「ぶらっとハウス」という農産物直売店もあり、地元の農家や牧場でとれた野菜や乳製品を買うこともできます。
同施設には大島牛乳100%+地元で採れた野菜を使用したアイスクリームが常時十種類ほどあり、トマトのアイスクリームや枝豆のアイスクリームなど、他では食べられないような味を楽しむことができますよ。
伊豆大島へのアクセス
なんとなく遠いイメージがある伊豆大島ですが、実は浜松町の竹芝客船ターミナルから毎日船が運航しており、2時間弱で到着できます。
このほかにも横浜や千葉県館山などからも船がでているので、近郊の方はわざわざ東京まで出なくてすむのも嬉しいポイントですね。乗船には事前に予約が必要なのでご注意を。
週末の2日間だけでも十分に楽しめ、旅の疲労を残さず帰ることができる伊豆大島。次の週末にはぜひ伊豆大島へ足を運んでみてくださいね。
image by:Kazumi Hirose
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