玄関がクサイ…?外国人が驚いた「日本文化の七不思議」
なぜ、「節分」に豆をまいたり、イワシの首を飾るの?
2月3日に「おには〜そと〜、ふくは~うち~」と掛け声をかけながら豆を投げる節分。
節分には季節を分ける日という意味があり、冬と春の境目の日されています。古来より季節の変わり目には鬼が現れるとされており、それを払うために豆を投げつけます。
- ・鬼(魔物)の目に豆を投げつける→魔目(まめ)
- ・鬼(魔物)に豆をぶつけて滅する→魔滅(まめ)
このような由来があり、鬼に豆をぶつけて邪気を払うようになりました。これも日本ならではの行事のひとつで、外国人からするとなぜ大豆を投げるのか不思議に思うのだとか。
また、地域によっては、イワシの頭を玄関に飾るところもあります。
これは「柊鰯(ひいらぎいわし)」といい、ヒイラギの小枝に焼いたイワシの頭を挿したもので、イワシの臭いと煙で鬼が近寄りにくいといわれています。
この柊鰯を見た韓国出身のキムさん(仮名)は、「何かの呪いかと思ってしまった…。とても怖い」と驚いていました。ちなみに韓国にも日本の節分に似た日があり、五穀飯を食べて、落花生を噛んでその音で鬼を退治するといわれています。
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- >>節分のこと説明できる? 外国人にも教えたいニッポンの「豆」知識(掲載日2019/02/02)
なぜ、「ひな祭り」に高価な人形を飾るの?
3月3日に女の子の成長を祝う「ひな祭り」ですが、こちらも欧米諸国では珍しい文化です。さらに「なぜ高いお金を出して人形を飾るのか?」と疑問の声もあがってきました。
ひな祭りについてマイクさんは、「親たちは子どもの健康と成長を願って、人形を飾ると聞きました。でも値段はとても高価で、親から子どもへ受け継がれることもあると聞きます。家族で子どもたちのために飾りつけをするから、クリスマスに似ていますね」とコメント。
海外では女の子だけのお祭りは少なく、「女の子にとってはとても嬉しい特別な日ですね。でもどうして人形?」と不思議に思った様子でした。たしかに家族で子どもたちのために祝うというのは、クリスマスと通ずるところなのかもしれませんね。
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